【石川】北陸の音楽家 支えるぜ コロナ禍「仲間は食ってくだけで必死」

2020年8月24日 05時00分 (8月24日 09時59分更新)
スパイス・アップ・ザ・ライフのウェブサイトの画像を前に、活動について話し合う南恵太社長(右)と0081さん=石川県野々市市高橋町で

スパイス・アップ・ザ・ライフのウェブサイトの画像を前に、活動について話し合う南恵太社長(右)と0081さん=石川県野々市市高橋町で

  • スパイス・アップ・ザ・ライフのウェブサイトの画像を前に、活動について話し合う南恵太社長(右)と0081さん=石川県野々市市高橋町で
  • 公開したテーマソングのミュージックビデオのワンシーン

チャンカレが活動紹介HP
賛同者らテーマ曲も


 金沢カレー発祥店を自認するチャンピオンカレー(石川県野々市市高橋町)が、北陸を拠点に活動する音楽家を支援するプロジェクトを始めた。コロナ禍で活動が難しくなる中、インターネットの専用サイトを作り、音楽家の経歴や楽曲を紹介する図鑑のようなホームページ(HP)を九月下旬までに公開する。賛同する音楽家九人が共同制作したテーマソングの動画は無料で見ることができ、北陸の音楽情報を発信する。(吉田拓海)
 プロジェクト名は「Spice Up the Life(スパイス・アップ・ザ・ライフ)」。本業のカレーに欠かせない香辛料と、「物事を面白くする」との英語を重ね名付けた。音楽好きで、現状を憂いていたチャンピオンカレーの南恵太社長(34)が「コロナで沈んでいる地元に恩返ししたい」と発案した。四月、知り合いの音楽家らに地元を盛り上げるために「今だからこそできる曲を作ってほしい」と依頼した。
 制作中の音楽家のページでは、経歴や活動情報、楽曲の動画などを紹介する。ライブの開催や企業のCM音楽に採用されることなどを期待する。
 プロジェクト名と同名のテーマ曲は三分間のラップで、「モニター越しでも同じ心の距離」「仲間は食ってくだけで必死」など、コロナ禍の悩みや戸惑いを表現している。
 楽曲を共作した九人が競演するミュージックビデオは今月十二日から、無料動画サイト「ユーチューブ」で公開している。映像では、新型コロナ禍の収束後に、仲間たちがそれぞれの部屋を出て、金沢市の竪町商店街に集まる場面も描いている。
 プロジェクトや楽曲の作成に携わったラップデュオYOCO ORGAN(ヨーコ・オルガン)の0081(オオヤチ)さんは「場所がないと音楽は成立しない。音楽活動を続けることが必要」と強調する。南社長は「変わりゆく世界の楽しみ方を探すことが目的。これからの北陸の音楽の楽しみ方を作る一助となれれば」と話す。
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 プロジェクトの参加は、北陸三県で活動していて「オリジナルの楽曲が一曲以上あること」が条件。ウェブサイト下部の登録フォームから申し込む。

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