福井ユナイテッド連勝 県営陸上競技場で9年ぶりゲーム 

2020年8月24日 05時00分 (8月24日 10時15分更新)
福井ユナイテッドFC−05年加茂FC 細かなパスワークから3点目を挙げた福井のFW畠中(左から2人目)=福井市の県営陸上競技場で

福井ユナイテッドFC−05年加茂FC 細かなパスワークから3点目を挙げた福井のFW畠中(左から2人目)=福井市の県営陸上競技場で

  • 福井ユナイテッドFC−05年加茂FC 細かなパスワークから3点目を挙げた福井のFW畠中(左から2人目)=福井市の県営陸上競技場で

 サッカー北信越一部リーグは二十三日、福井市の県営陸上競技場で行われ、県勢の福井ユナイテッドFCが05年加茂FC(新潟)を6−1で退けた。通算成績は2勝0敗。
 福井は立ち上がりにボールがつながらず、苦しい展開。20分には左サイドから突破を許し、PKを与えて失点した。しかし33分に左サイドからのクロスにFW山田雄太が合わせて同点ゴール。3分後にはPKから再び山田がシュートを決めて勝ち越した。
 その後もFW我那覇和樹、MF石塚功志のゴールなどで突き放した。
 福井は次節の三十日、石川県の北陸大学フットボールパークでFC北陸(石川)と対戦する。
 ▽第9節
福井ユナイ 6 3−1 1 05年加茂FC
テッドFC   3−0       

 観衆1220人に応える6得点


 
 千二百二十人の観衆が最も「心地よさ」を感じたのは、3点目だろう。細かいパスワークで相手守備網を粉砕。福井ユナイテッドFCのFW畠中佑樹が裏に抜け出し、ゴール右隅へと沈めた。
 試合を決めた一発には華やかさがある。だが、「味があった」のは10分前の逆転劇だ。
 前半35分、敵陣深い位置でファウルをもらった。まだ直接狙うには距離がある。ここで「相手に隙があった」とFW山田雄太がすぐにボールをセットし、縦に供給した。畠中が走り、倒され、PKを獲得。計算通りに試合が動いた。
 「今までできなかったことが、できるようになっている」と山田。相手を置き去りにする速さを生かし、昨季はリーグ得点記録を塗り替える29ゴールを決めた。対して、今季は違う姿を見せる。前線でのポストプレーやこの試合で見せたずる賢さ。「今はいろんなFWの選手がチームにいる」と練習から技を盗み、プレーの色を増やしつつある。
 チームとして九年ぶりとなる県営陸上競技場での試合。大勢の観客を前に、期待に応える6得点でホーム開幕戦を飾った。ただ、立ち上がりのもろさはまだ残る。組織としての練度を高め、このリーグでは圧倒し続けたい。
  (谷出知謙)

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