うがい中止→3日で方針転換 愛知・一宮の保育園 

2020年8月24日 05時00分 (8月24日 09時17分更新) 会員限定
うがいで周囲に水しぶきが飛ばないよう、ビニールシートを張った手洗い場=愛知県一宮市の市立保育園で(同市保育課提供)

うがいで周囲に水しぶきが飛ばないよう、ビニールシートを張った手洗い場=愛知県一宮市の市立保育園で(同市保育課提供)

  • うがいで周囲に水しぶきが飛ばないよう、ビニールシートを張った手洗い場=愛知県一宮市の市立保育園で(同市保育課提供)
 新型コロナウイルスの感染が広がるなか、愛知県一宮市は今月上旬、市立保育園での園児のうがい中止を通達した。「水しぶきによる感染が心配」との声が現場から寄せられたためだ。ところが、「うがいはした方がいい」との異論が出ると、わずか3日で方針転換を検討。水しぶきの飛散防止などの対策をとって、うがいを続ける方向になった。「朝令暮改」に戸惑いが広がる。 (下條大樹)
 一宮市はコロナ流行前から、園児の風邪予防のため、保育園でのうがいを義務付けていた。ところが、七月上旬ごろから、保育士や保護者らから「うがいでしぶきが飛び散っているのが心配」との声が出始めた。
 市保育課は「飛沫(ひまつ)感染防止のため」として八月五日夕方、歯磨きとともにうがいを中止するよう、市立保育園全五十三園に文書で通知した。
 ところが、別の保護者や市役所内部から異論が出ると、八日に再開検討に着手。手洗い場にビニールシートの仕切りを設けるなど飛沫防止対策を講じた上で、うがいを継続する方向になった。ただ、歯磨きは中止のままとする。
 市の担当課は取材に「三日たってから、防止策がとれればうがいを継続できると思いついた」と語る。
 ある母親(...

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