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「性的少数者は身近に」福井のユーチューバー藤原さん、自身の思い発信

2020年8月24日 05時00分 (8月24日 05時00分更新)
「LGBTQって身近にいるよ」と動画を通じて伝えている藤原さん=福井市内で

「LGBTQって身近にいるよ」と動画を通じて伝えている藤原さん=福井市内で

 性的少数者(LGBTQ)のゲイとして、自身の体験や思いを発信するユーチューバーが福井市にいる。「かずえちゃん」こと藤原和士さん(37)だ。ゲイという事実を認められず悩んだ時期もあったが、今は素直に思える。「ゲイに生まれて良かった。性的少数者は身近にいるよって多くの人に伝えたい」 (山口育江)
 自身がゲイだとはっきり意識したのは高校生の時。仲の良い女友達もいた。でも、手をつなぎたいとは思わなかった。異性として見られなかった。「彼女と付き合ったら、直るんじゃないかと思っていた。自分が自分を一番認めたくなかった」。当時、テレビでおかまの芸能人が人気だった。「ゲイって笑われる対象なんだ。ばれたらいじめられたりするんじゃないか」と三年間、隠し続けた。
 二十歳になって、インターネットで初めてゲイの人と知り合った。「顔を合わせた時、すごく安心感を覚えた。福井にもゲイの人がいる。一人じゃないんだと思った」。誰にも話せなかった悩みを、その人になら話せた。
 忘れられない人がいる。二十三歳から六年間付き合ったパートナーだ。でも、自宅へ遊びに来る時は友達のふりをしてもらっていた。彼にうそをつかせるのが嫌だっ...

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