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大逆転Vへ森重ゴールを死守! 1点も許すわけにいかない

2019年12月7日 02時00分

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完封、大逆転優勝へ。最古参の森重が闘志を燃やす=小平グラウンドで(FC東京提供)

完封、大逆転優勝へ。最古参の森重が闘志を燃やす=小平グラウンドで(FC東京提供)

  • 完封、大逆転優勝へ。最古参の森重が闘志を燃やす=小平グラウンドで(FC東京提供)
 奇跡の逆転Vへ最終決戦! J1最終節は7日、各地で行われ、初優勝を狙う勝ち点64の2位・FC東京は横浜・日産スタジアムで、同67の首位横浜Mと直接対決する。両チームは6日、最終調整した。リーグ最多65得点の横浜Mに対し、FC東京はリーグ2番目に少ない26失点。4点差以上での勝利が必要なFC東京DF森重真人(32)は鉄壁守備で1点も許さないと宣言し、今季大ブレークの横浜MのMF仲川輝人(27)は15年ぶりのリーグ制覇に向け「勝って決める」と意気込んだ。試合開始は午後2時。
 誰よりも負の歴史を見てきた男が、最終決戦を前に熱く冷静に闘志を燃やした。決戦前日、在籍10年目で最古参の森重は、かみしめるように「最終節にまだ優勝の可能性が残っていることは幸せ」と口にした。
 大分から完全移籍で加入した2010年にJ2降格を経験。1年でのJ1復帰を果たすと、13年から5年間にわたって主将も務めてきた。だが、リーグ優勝とは縁遠いキャリアを過ごした。涙をのむ度に、「このままではダメだ。変わらないといけない」と奥歯をかんできた。
 そんな万年中位、勝負弱いが代名詞だった、クラブの変化をこう口にする。
 「今は、オレが先頭に立たなくても、チームを引っ張っていける選手がそろっている。だからこそ、自分のプレーに集中できるようになったのだと思う」
 そして、迎える大一番。勝っても4点差以上をつけなければ、逆転優勝の芽はない。そこに一歩でも近づくために、リーグ最多65得点の横浜Mを無失点に抑えたいところ。東京は26失点でリーグ2位の堅守を誇る。それを支えてきた守備のリーダーは、意地でもゴールにカギを掛けるつもりだ。「やるべきことは準備できた。バランスは重要になる。それを考えながら時間帯も含めて、どこに比重を置くのか。最後まで、今年やってきたことを貫きたい」
 唯一手にしていないのは、このJ1制覇のみで、「リーグ優勝がしたい。もうそれだけ」と焦がれてきた。日本サッカー史に名を残す大逆転優勝へ。涙の味を知る男は、覚悟を持って決戦のピッチに立つ。 (馬場康平)

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