ヨシハサ? ハラノ? マリナーズ平野がコロナ復帰、新天地デビュー1イニング無失点2奪三振
2020年8月23日 16時52分
マリナーズの平野佳寿投手(36)は新型コロナウイルス感染から復帰し、22日のレンジャーズ戦で新天地デビュー登板。9回の1イニングを1安打無失点、2奪三振に抑えた。
10―1の9回という場面でのマウンドは、指揮官の親心だった。中継局RSNWによれば、サービス監督は「チームが願っていたように(球団のマイナー施設がある)タコマの紅白戦で調整する機会がなかったから、2020年のデビューはソフトランディングになるようにしたかった」と説明。球団公式サイトのジョンズ番記者も「9回でスコアは10―1。ベテラン右腕の平野佳寿にとって、まさにサービス監督が望んだ通りのソフトランディングでのデビュー登板となった」とツイートした。
この日の最速は91マイル(約146キロ)をマーク。81マイル(約130キロ)と82マイル(約132キロ)の宝刀スプリットで空振り三振を奪い、同局のブラウワーズ解説者は「低めのスプリットはかなり切れがある」と感心した。
ただ、名前の発音は米国人泣かせのようで、同局のゴールドスミス・アナウンサーは、いきなり「ヨシ“ハ”サ・ヒラノがマリナーズでデビューを迎えます」と紹介。さらに名字を「ハラノ」と言い換える場面もあった。
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