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永井、奇跡の扉こじ開ける 前節で右肩脱臼もチームDr.はゴーサイン あす運命の横浜M戦

2019年12月6日 02時00分

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全体練習に合流した永井(手前)=小平グラウンドで(FC東京提供)

全体練習に合流した永井(手前)=小平グラウンドで(FC東京提供)

 FC東京のFW永井謙佑(30)が5日、今季J1の優勝を懸けた横浜Mとの最終節(7日・日産スタ)に向け、この日の練習メニュー全てを消化した。11月30日の前節・浦和戦(味スタ)で古傷の右肩を脱臼。大一番への出場も危ぶまれたが、チームドクターからもゴーサインが出た。4点差以上の勝利が条件となる逆転優勝へ向け、映画のような劇的結末を永井が先頭に立って呼び寄せる。
 浦和戦で右膝を痛めて同じく負傷退場した、FWディエゴオリベイラの欠場が濃厚となる中、長谷川監督が「東京のダブルエンジン」と称する2トップとも不在という“飛車角落ち”の回避は朗報にほかならない。
 指揮官もこの日の練習後の報道対応で「永井? ドクターからもゴーサインが出ている。(永井)謙佑は、ここまでチームを引っ張ってくれたので(復帰は)大きいと思う」と安堵(あんど)した。もっとも、ゴーサインが出なかったとしても国内ナンバーワンのスピードスターは、強行出場も辞さない構えだった。
 永井は紛れもなく今季の優勝争いの原動力だった。50メートル5秒8の快足を生かして32試合9得点を記録。守備でも、ハイプレスのスイッチを入れる役割を担ってきた。
 指揮官からはリーグ終盤戦で「おまえがこのチームを優勝させるぐらいの気持ちでプレーしろ」と檄(げき)を飛ばされていた。その言葉を体現するときが来た。
 「4点を取ることを考えるよりも、まずは先制点を取ること。このチームはFWが点を取らないといけない」。
 15年シーズン以来の自身2桁得点。そして、J1初優勝へ-。ハードルはすこぶる高いが、まずは1点取らなければ何も始まらず、何も起きない。なお進化し続ける30歳が、Jリーグ史に残る奇跡の扉をこじ開ける。 (馬場康平)

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