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延長9回に浦和学院を振り切り昌平が初の決勝進出!「プロが使っている球場」で吉野哲が豪快2ラン

2020年8月23日 06時00分

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浦和学院を破って夏の埼玉で初の決勝進出の昌平ナイン

浦和学院を破って夏の埼玉で初の決勝進出の昌平ナイン

◇22日 埼玉県高校野球準決勝 昌平5ー3浦和学院

 高校野球の独自大会は22日、メットライフドームで夏季埼玉大会準決勝が行われ、昌平、狭山ケ丘がともに初の決勝進出を決めた。昌平は延長9回に吉野哲平内野手(3年)の左翼への2ランなどで3点を奪い5―3で浦和学院を振り切った。
 手応えは十分、打席で打球の行方を確かめると昌平の吉野哲はベンチに向かって右手を挙げた。7イニング制の土壇場で追いつかれて8回からのタイブレーク。9回、併殺崩れで1点を勝ち越して2死一塁、1ボールから思い切り振り抜いた。「スライダーで三振をとられていたので狙っていました。高校通算28本目ですが、いままでで一番手応えのある当たり。プロが使っている球場で打ててうれしい」
 右翼守備についていた浦和学院の美又が8回1死から再登板。流れが傾きかけたが、リリーフの森田が踏ん張った。盗塁も絡めて9回1死一、三塁でプロ注目内野手の4番の渡辺が二ゴロで激走。勝ち越し打点を挙げたが、ド派手な一発で、試合後に呼ばれるヒーローインタビューは5番サードの吉野哲が奪った。「渡辺が全力疾走してくれて回って来たので打ちたかった。次の試合も全力でいって、特別な大会に名前を残したい」と胸を張った。
 昌平OBで、2度目の監督就任で3年目の黒坂洋介監督(45)は「自分が選手のときも浦学に負けて、勝った記憶がない。選手には歴史を変えてくれと言った。よくやってくれた」と、初めて難敵を破った選手をたたえた。甲子園にはつながらないが初優勝に王手もかけた。「どこよりも長くやれている特別な夏、最後まで楽しんでやってほしい」。父母と控え選手だけがいるドームに声を響かせた。

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