阿部詩、「満足せずに強くなりたい」 世界選手権で復活5度目V「たくさんの方の支えのおかげ」
2025年6月16日 13時04分
柔道の世界選手権(ブダペスト)女子52キロ級で5度目の優勝を飾った阿部詩(24)=パーク24=が16日、羽田空港に帰国した。2連覇を逃した昨夏のパリ五輪からの復活Vを果たし、「先の見えない時期を乗り越えてもう一度世界一になれたのは、たくさんの方の支えのおかげ。五輪で優勝したい気持ちがすごく強いので、満足せずに強くなりたい」と心境を明かした。
今大会では決勝でパリ五輪銀メダルのディストリア・クラスニチ(コソボ)に背負い投げで一本勝ちするなど、準々決勝決勝以降の3戦で全て一本勝ち。盤石の強さをみせつけ、「五輪の負けがあったからこそモチベーションも高く優勝できた。いままでの優勝とはまた違った安堵(あんど)感というか、達成感はある」とホッとした表情を浮かべた。
今回は男子66キロ級に出場した兄・阿部一二三がこの階級で約5年ぶりに敗れたが、詩は「意外と重くは全く感じていなくて、兄自身もそこまで落ち込む様子もなかった」と明かした。その後敗者復活戦、3位決定戦を制して銅メダルを獲得し、「(敗れた後も)気持ちを切らさず戦い切ることが大事で、そこで勝ちきれて、持っている強さが違うなと感じた」と語る。
次戦は12月のグランドスラム東京を予定している。「そこでしっかり優勝して、また次につなげていきたい」と先を見据えた。
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