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連覇を狙った渋野は通算12オーバーで予選ラウンド終了…決勝ラウンド進出は絶望的

2020年8月22日 00時41分

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18番のグリーン上で厳しい表情を見せる渋野日向子(主催者提供)

18番のグリーン上で厳しい表情を見せる渋野日向子(主催者提供)

AIG全英女子オープン第2日(英トルーン、ロイヤルトルーンGC=6649ヤード、パー71)

 第1ラウンドで71位と出遅れた渋野日向子(21)=サントリー=は1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78と立て直すことができず、通算12オーバーで予選ラウンドを終えた。大会連覇を目指して臨んだ大会だったが、決勝ラウンド進出は絶望的となった。
 「スマイルシンデレラ」の表情は最後まで曇ったままだった。大粒の雨が降り、強い風が吹き荒れる悪天候の中でスタートした渋野は、初日と同様、アイアンに苦しんだ。「練習ではできたのに、試合では何かに怖がって振り切れなかった。風どうこうではなく自分の責任」と、もがき苦しんだ18ホールを振り返った。
 スタート直後は復調を感じさせた。第1ラウンドは前半の4ホールで5オーバーと崩れたが、この日は3番でバーディーを奪った。しかし、数々のドラマを生み出してきたスコットランドの名物コースは、前年の全英女王とはいえ簡単には攻略させてくれなかった。
 5番で3パットのボギー、7番では茂みからの3打目を空振りし、ダブルボギーとなった。初日にバーディーを奪った8番パー3でも、ティーショットを深いバンカーに入れてしまいボギー。後半も16番で約2メートルのバーディーパットを外すなど、最後まで流れに乗り切れなかった。
 「パットは風を考えて真っすぐストロークすることに必死で、距離感どうこうを考えられなかった」と悩みの深さを打ち明けた。不調だったアイアンについても「ディフェンディングチャンピオンのプレッシャーというより、自分のショットへの不安しかなかった。楽しもうと思ったけど悔しさしかない」と表情を曇らせた。
 前週の大会と合わせてリンクスに苦しめられた。今大会より前に出場した今季の2試合は、ともに予選落ち。それでも「いつまでも経験、経験と言ってられないけど、自分の足りないところが全部見つけられた2週間だった」と前を向く。次週は米ツアーの大会に出場予定。「言葉にできないぐらい悔しいけど、くよくよしていられない。もっと頑張らないといけないと思う」。海外メジャー5大会完全制覇の夢へ、再スタートを切る。

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