菅野智之とエンゼルス・トラウト、レジェンド対決は見応え十分… 初回2ランにオリオールズ地元局「完全に破壊されました」
2025年6月15日 10時21分
オリオールズの菅野智之投手(35)は地元のエンゼルス戦に先発登板。メジャー自己ワーストの4四死球と珍しくコントロールが定まらず、4イニング2/3を6安打3失点で勝敗はつかなかった。80球で4奪三振。試合はオリオールズが接戦に勝利。今季29勝40敗は地区最下位だが、直近14戦10勝と復調気配だ。
菅野とエンゼルスのマイク・トラウト外野手(33)。日米のレジェンド同士が激突した3打席は、見応え十分だった。
第1打席は1回1死一塁。菅野はラッチマン捕手が構えた通り、内角低めに149キロのシンカーを投げ込んだ。だが、MVP3度の大砲に腕をたたんだアッパースイングで引っ張られ、左翼ポール上部直撃の11号先制2ラン。
ツーシームのように右打者の内角へ食い込む軌道で、他の打者ならばファウルになるはずのコースをフェアゾーンに運ばれては、菅野も顔をしかめるしかなかった。
オリオールズ地元中継局MASNのケビン・ブラウン・アナウンサーは「将来は殿堂入りするマイク・トラウトによって、ボールは『absolutely demolished(完全に破壊されました)』。トラウトのメジャー通算389号です」と実況。
大はしゃぎだったのは、エンゼルス地元中継局ファンデュエルSNウエストのマーク・グビザ解説者だ。「試合前も言ったように、菅野を攻略するには1回、そして直球系なんです」。菅野は1回の防御率がイニング別でワーストの5・54、シンカーの被打率・371は全6球種で2番目に高い。
第2打席はストレートの四球。だが、菅野もやられっぱなしではなかった。5回無死一、二塁の第3打席は、フルカウントから内角高めぎりぎり152キロのシンカーで見逃し三振。四球だと思って一塁に歩きかけていたトラウトは、球審のコールにガックリと腰を落とした。
MASN局のブライアン・ロバーツ解説者は「本当に大きなアウト。最初に真ん中近辺へ来たとき、トラウトはツーシーム回転を見て『内角に外れる』と思ったんだろう。1ストライク3ボールと不利なカウントからアウトに取った本当に素晴らしい仕事だった」と感心した。(写真はAP)
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