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FC東京の長谷川監督、“見えない開幕”にも前向き 「いろいろ試せる」

2020年3月20日 02時00分

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練習を見守る長谷川監督=小平グラウンドで(FC東京提供)

練習を見守る長谷川監督=小平グラウンドで(FC東京提供)

 FC東京の長谷川健太監督(54)が19日の練習後、東京・小平グラウンドで報道対応。Jリーグがいつ再開されるか先行き不透明な状況ながら指揮官は前向きで、中断期間におけるコンディションづくりの難しさを否定。むしろ「いろいろと試せる」と中断によるメリットにも言及した。新型コロナウイルス対策で、クラブ側はこの日の取材からトレーニング用のミニハードルを同監督と報道陣の間に設置。通常の“囲み”取材ではなく、約2メートル離れた位置から監督は対応した。
 Jリーグ再開は当初予定の18日から4月3日に延期され、さらに遅れる可能性が出てきている。次戦がいつになるのか不確実な状況では、コンディションづくり、維持の面でも難しいと思われるが、長谷川監督はその点については心配していないようだった。
 「基本的にうち(の練習で)はフィジカル(肉体的、身体的)ピーキングをつくらない。シーズンを通しながら(コンディションを)上げていくようにしている」
 ピーク(頂、最大値などの意味)をどこかに持っていくやり方の場合、今回のような日程変更があると誤算が生じかねないが、FC東京にそれはあてはまらないという。
 「(開幕前に)素走りで走って(コンディションを)上げていって、開幕に向けて(最初の)ピークを持っていくというようなやり方はしていないので、(日程が変更になっても)あんまり関係ない。せっかく開幕に向けて仕上げてきたのに、また持ち直してということはない」と周囲の不安を一掃した。
 むしろ、じっくりと練習できることにメリットを見いだす。今季からトライする4-3-3の新布陣を構築していくための時間ができたと言えそうだ。「実際のゲーム(公式戦)になると、試したい組み合わせがなかなかできないが(今は練習試合などで)組み合わせをいろいろと試せる」と前向きにとらえている。
 11日に完全非公開で行った川崎との練習試合では「ボコボコにやられた」が、それも悲観材料にならない。「力のあるチーム相手には今のところ全く歯が立たないということを実感できたのが大きい」とここでもプラス思考。発展途上の青赤軍団は試行から進化への道をたどりながら再開に備える。 (関孝伸)

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