本文へ移動

【ルマン24時間テストデー】トヨタTGR8号車が最速タイム 7号車は14番手も3年ぶり制覇に好発進

2025年6月9日 10時47分

このエントリーをはてなブックマークに追加

ルマン24時間の走行が開始。テストデーで全体最速タイムを記録したトヨタガズーレーシング8号車(トヨタ自動車提供)


 世界耐久選手権(WEC)第4戦で、シリーズ最大イベントの「ルマン24時間」(14~15日決勝)は8日、一部公道を使った1周13・626キロのサルトサーキットでテストデーを行った。午前、午後に合計6時間のセッション。トヨタガズーレーシング(TGR)は、8号車が3分26秒246の最速タイムを刻む好発進を決めた。同僚の7号車は赤旗中断などの影響をあって14番手に沈んだが、タイヤ評価やセッティングなどの確認作業を着実にこなした。

トヨタのルマン参戦40周年を記念した特別カラーで走るTGR7号車(トヨタ自動車提供)


 チーム代表も兼務する7号車の小林可夢偉は、順調な滑り出しをアピールする。「トヨタのクルマはルマンを目指してつくっているので、他のコースを走るのとは違う印象がある。2回のテスト走行はとても順調で、決勝に向けた準備が進められた」と極めて前向きなコメントを残した。
 開幕3戦ではハイパーカークラスの後方集団から滑り出し、チーム力を駆使して入賞に持ち込むのがやっと。優勝はもちろん、表彰台にものぼれていない。ただ、ハイスピードで一部公道を使った独特なルマンを目指してつくってきたGR010HYBRIDは、得意なコースを迎えて水を得た魚のような印象だ。
 トップタイムを刻んだ8号車に乗り込む平川亮の表情も明るい。「多くのテスト項目をこなし、スローゾーンや赤旗などいろいろと経験。きょうの目標を達成できて満足している。この時点のタイムは参考にならないものだが、最速タイムは気持ちいい」。7号車同様に「やるべきことや改善できる点は多い」と言うものの、チーム全体の雰囲気は極めて明るい。
 2018年大会からルマンを5連覇したトヨタながら、昨年までの2年間は厳しい性能調整も響いて惜敗が続く。気持ち良く滑り出した今年は、3年ぶりの制覇に向けて期待が膨らむ。

走行準備を進めるチーム代表を兼務する小林可夢偉(トヨタ自動車提供)


 2番手タイムはフェラーリAFコルセ51号車。AFコルセ83号車、アルピーヌ36号車、ポルシェペンスキー6号車が3~5番手に続いた。LMGT3クラスはASP87号車(レクサスRAC F)が最速タイムを記録し、木村武士が乗り込むケッセル57号車(フェラーリ296)が3番手で、佐藤万璃音が所属するユナイテッド95号車(マクラーレン720S)は13番手だった。
中スポ×トヨタイムズ:トーチュウF1EXPRESS
中スポ×トヨタイムズ:トーチュウF1EXPRESS

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ 電子版