中井貴一、名付け親の小津安二郎監督を「身近な人間として次の世代に」舞台『先生の背中』熱烈オファー受け主演
2025年6月7日 17時08分
俳優中井貴一(63)の主演舞台「先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~」の開幕前会見が7日、東京都渋谷区のPARCO劇場で行われ、中井と共演の女優芳根京子(28)、柚希礼音(45)、演出を担当した行定勲監督らが登場した。
舞台の主人公は、巨匠・小津安二郎監督がモデル。生涯独身を貫いた小津監督と取り巻く5人の女性とのかかわりを描きながら当時の古き良き映画界を演劇作品として仕上げた。
”小津監督役”を中井に熱烈オファーしたという行定監督は「中井さんとトークショーなどで語る話で、中井さんの父・佐田啓二さんとお母様の結婚にまつわる話に小津監督が絡んでくる話がめちゃくちゃ面白かった。神格化された巨匠を身近な人間としての話として次の世代に伝えたかった」といきさつを明かした。
中井の「貴一」の名付け親は小津監督だといい、つながりが深すぎるゆえにオファーを最初は断ったという中井は「熱意にほだされて受けましたが、一方で天国に行って小津監督に怒られるとしても、それは僕ならいいだろうなと思った。『俺はあんなんじゃない』と言われるかもしれないけど」と笑顔で語った。
芳根が演じるのは撮影所近くの食堂の看板娘。芳根は「中井さんのお母さんがモデルということでずっと緊張しているのですが、周りのみなさんに支えられています。6年ぶりの舞台でワクワクしています」と語っていた。
東京公演は同劇場で8~29日。続いて大阪、福岡、熊本、愛知(7月19、20日)で公演が行われる。
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