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猛暑のなか、伊豆市の土肥港へ おいしいタカベほかメジナが好釣

2020年8月21日 05時00分

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タカベやメジナを次々と釣り上げていた女性

タカベやメジナを次々と釣り上げていた女性

  • タカベやメジナを次々と釣り上げていた女性
 「山の日」の10日、静岡県伊豆市の土肥港では猛暑のなか、ファンが熱中症に十分注意しながら竿を出していた。イナダやカンパチ、ソウダガツオなど期待の青物こそ見られなかったが、食べておいしいタカベがビギナーの気持ちを癒やしてくれた。 (中日釣ペン・黒野善弘)

◆赤灯堤先端の中ほど ウキで「見釣り」状態

 朝から猛烈な暑さとなった。当然、土肥海水浴場は大にぎわい。土肥港には釣り人がいるか心配だったが、赤灯堤に20人ほどの姿があった。
 人気の赤灯堤先端(図<1>)では、横浜市の5人グループがカゴ釣りやウキフカセでマルソウダやメジナを狙っていた。釣果を聞くが首を横に振るだけだった。
 赤灯堤は先端までに3カ所段差があり、外向きの消波ブロック部分を除けば足場も良く、比較的安全で釣りやすい。「うわ〜、きれい。これって食べられるの?」
 先端の中ほど(図<2>)でウキ釣りをしていた女性が、青と黄色のしまが美しい17センチ前後の魚を手に男友達に聞いている。「これはタカベだよ。塩焼きがいいね」との解説に「じゃあ、もっと釣ろう」と意気込む。
 「また釣れた!」と女性。今度はメジナの15センチだ。水中をのぞくと、小魚が群れている。ウキの近くにアミエビのまき餌をまくと、ワーッと集まってくる。上層のウキ下1・5メートルではタカベ、2メートル以上の下層では小メジナが食っていた。
 完全な「見釣り」だ。タカベの群れが帯状になって右へ左へと移動するのが確認できる。メジナの群れはその下で、競争するようにまき餌を追いかけている。
 その後も2人はタカベとメジナを次々と釣り上げる。仕掛けは4・5メートルののべ竿に道糸2号、玉ウキ用のゴム管を通し、ハリス1号、針はソデ5号。道糸とハリスの結束部にオモリを付け、餌はオキアミだった。
 隣では地元のベテラン2人が、生きアジを泳がせてカンパチを狙っている。水分補給をしながらアタリをジッと待つが、暑さは容赦ない。アタリがないまま、午後1時半に撤収した。
 先端の1段下(図<3>)では、山梨県忍野村の志田照子さん(67)が、ご主人とシロギス狙いの投げ釣りでキュウセンベラやヌメリメゴチを釣っていた。ここでもウキで若者がタカベをたくさん釣っていた。
 赤灯堤の基部にある角(図<4>)でも、夫妻が投げで頑張っていた。午後2時前、アオイソメ餌に23センチのコチがヒット。見せてもらうがマゴチではない。後で調べるとトカゲゴチだった。
 暑さが一段と厳しくなってきた。手元の温度計はなんと40度近くを指している。土肥に来ると、ちょっと気になるのは大物が期待できる「コバルト堤防」で、期待を胸に向かう。途中の土肥海水浴場ではみんな気持ち良さそうだ。
 午後3時近くに到着したが、釣り人は先端でルアー教室をするグループと、家族連れがいるくらいで期待外れ。例年ならカンパチやイナダ、ソウダガツオが釣れ盛っているはずなのに。
 しばらく見ていたが釣れる気配はなく、暑さはいつまでたっても収まらない。自分が熱中症になる心配もあるので、心残りだったがコバルト堤防を後に。秋本番を楽しみにしながら。

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