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岩瀬さんは離脱受け予想を3位→4位に…中日の上位浮上へ必要な福永の力 気になる“気迫ヘッスラ”後の交代

2025年5月28日 07時37分

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8回表、代打ブライトの左前同点打で生還した二走福永=神宮で


◇渋谷真コラム・龍の背に乗って
◇27日 ヤクルト2―1中日(神宮)
 2カ月前、評論家各氏の順位予想が紙面に載った。岩瀬仁紀さんは優勝が巨人、中日は4位に置いた。ただし、直前で3位から下げたのだと言う。僕が驚いたのはその理由だ。
 「中日が台風の目になると思っていたが、福永の離脱によって考えを変えた。打線のつながりという意味で厳しくなる」
 まだ規定打席にも達したことがない打者の故障が、予想順位を変えさせたのだ。僕はその記事をすぐ福永に見せた。負傷直後。彼は申し訳なさそうにこう言った。
 「そう言っていただけてうれしいですが、心が痛いですね…。早く治して、3位以上に食い込めるように頑張ります」
 あれから2カ月がたった。今季初先発は何と4番。四球で出塁した8回は、代打・ブライトの左前打で本塁にヘッドスライディングで生還した。井上監督がいかに福永の復帰を待ちわびていたのかが伝わってくる起用法だった。
 さて、岩瀬さんの予想は、再び上方修正するのか。そこはドラゴンズを愛するOBであると同時に、野球評論家でもある。シビアな見方だった。
 「それ(3位)はあくまでも開幕からいたら、の話だから。帰ってきたから上位かとなると、そうではない。状態そのものも心配だし…。僕はけがをしていなかったら今のように4と1(中日)と1(ヤクルト)じゃなく、今ごろは5と1だったと思っていますけど」
 上位に食らいつけていたはずだというシナリオからは、現実の勝敗は懸け離れている。それほどまでにレジェンドは福永を買っていた。だが、気になるのは同点となった8回の守備から、その福永が退いたことだ。右膝痛の再発という最悪の事態ではなさそうだが、28日以降の出場は微妙な見通しだ。敗れた4位・DeNAとは4差のままだが、最下位・ヤクルトとは3差に縮まった。岩瀬さんが言う「5と1」どころか「4と1と1」ですらない「4と2」だけは、絶対に避けねばならない。

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