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「カゲっち」「オカちゃん」クラブの認知度アップに奔走… 三遠ネオフェニックスの魅力さらに

2025年5月24日 11時13分

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三遠のアンバサダーとして活動する岡田慎吾さん(左)と鹿毛誠一郎さん


◇記者コラム「Free Talking」
 熱狂の裏には、OBコンビの地道な活動があった。バスケットボールBリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)で、三遠ネオフェニックスはクラブ史上初の準決勝に進出。第3戦で琉球に敗れて決勝進出は逃したが、新たな歴史を作った。コート外では、OBでクラブのアンバサダーを務める鹿毛(かげ)誠一郎さん(50)と岡田慎吾さん(41)が奔走し、クラブと地域を結んでいる。
 「カゲっち」「オカちゃん」と親しまれ、クラブの認知度アップと、地域貢献活動にいそしむ。特に力を入れるのは子どもたちとの触れ合い。小中学校などで講演とバスケ体験などを行い、昨年度は愛知県の東三河地区、静岡県の遠州地区合わせて160カ所以上を訪れた。
 多い日には1日5カ所を訪れ、西は蒲郡市から東は牧之原市まで、計17市町村をくまなく巡る。「豊橋市外だと認知度はまだまだ。だからこそやりがいがある」と鹿毛さん。さらに地域の祭りやイベントにも積極的に参加。200センチの高身長は街中でも目立ち、「カゲっちだ!」と子どもから声をかけられることも多いという。
 鹿毛さんは前身のオーエスジー時代から11シーズン在籍し、引退後はアシスタントコーチを経て、ゼネラルマネジャーとしてチームに関わった。岡田さんも計15シーズンを三遠で過ごした。鹿毛さんは2022年から、岡田さんは23年からアンバサダーに就任した。
 元プロ選手の目線を生かした活動もある。ホーム戦の毎試合前には、ラジオ番組のように掛け合いながら、チームの見どころを紹介。「初めて試合を見た方にもわかりやすく」をモットーに、両チームの見どころや注目選手を凝縮して伝えた。
 さまざまな活動を通じて、岡田さんは「地道な活動を広げていくのが大事。チームの魅力を地域のいろんな人に広めていきたい」と語る。若い世代のファンが増え、今後はさらに「おじいちゃん、おばあちゃん世代」へのアプローチも見据える。今後も熱狂の輪を広げていく。(バスケットボール担当・広瀬美咲)

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