マウンティング、かわそう 上位に立ちたがる人たちへの対策 

2020年8月20日 05時00分 (8月20日 05時01分更新) 会員限定
ホステスなどの経験を生かしてカウンセリングをしている塚越友子さん=東京都中央区で

ホステスなどの経験を生かしてカウンセリングをしている塚越友子さん=東京都中央区で

  • ホステスなどの経験を生かしてカウンセリングをしている塚越友子さん=東京都中央区で
 職場などで「パワハラ」や「セクハラ」が横行し、何かと人間関係に悩まされる現代社会。最近は「マウンティング」という耳慣れない言葉まで聞く機会が増えてきた。いったい、どんな行為なのか。東京・銀座のクラブの元ホステスで、臨床心理士・公認心理師という異色の経歴を持つ塚越友子氏に、その本質と対策について聞いた。 (石井紀代美)
 「あらゆる場面で、マウンティングは起こる。巻き込まれると周囲から見下され、軽い人間として扱われてしまうので注意が必要」。東京都中央区にある落ち着いた雰囲気が漂うカウンセリング用の部屋で、塚越氏はそう切り出した。
 マウンティングとはもともと、群れで生活するサルなどの霊長類が相手に馬乗りになる行為を指す。群れでの上下関係を確認する目的で行われるとされる。塚越氏は「人間もコミュニティーや集団の中で階層をつくろうとする。その際、自分が上位に立ち、相手との間で『主従関係』を結ぼうとして仕掛ける心理戦がマウンティングです」と説明する。
 例えば、学生同士で就職活動の話題になっている時に「私は大企業の内定を取った」と周囲に誇示する行為。恋愛の話題になれば、交際相手の学歴や収入の高さにつ...

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