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藤井聡太棋聖 今期2度目の封じ手 王位戦七番勝負第4局初日終了 勝てば最年少2冠&八段

2020年8月19日 20時01分

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立会人の中田功八段(右)に封じ手を手渡す藤井棋聖。奥は木村王位

立会人の中田功八段(右)に封じ手を手渡す藤井棋聖。奥は木村王位

 将棋の最年少タイトルホルダー・藤井聡太棋聖(18)が、最年長タイトル獲得記録を持つ木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦七番勝負(中日新聞・東京新聞主催、伊藤園協賛)第4局は19日、福岡市中央区の大濠公園能楽堂で始まった。午後6時に指し掛けになると、手番の藤井棋聖が42手目を封じて初日は終了した。
 2日目の20日は午前9時に再開し、勝敗は夜までに決まる見通し。将棋史に刻まれる「最年長VS最年少シリーズ」は、若き天才が3連勝。本局に勝つとストレートで「最年少2冠」と「最年少八段」を決める。現在の最年少2冠記録は羽生善治九段(49)が1992年9月、連続2期保持中の棋王に加え、初王座を奪取した時の21歳11カ月。最年少八段記録は加藤一二三・九段(80)の18歳3カ月で、1958年4月に順位戦A級に昇った時のものだった。
 戦型は先手・木村王位が相掛かりを採用。第2局でも中盤まで優勢を築いたエース戦法だ。かど番から意地を見せたい木村王位は前日会見で「準備はしてきた。思いきりぶつかっていきたい」と話していたが、その言葉通り、飛車を五段目に置いて端攻めに出る積極策を披露。これに対して横歩を取った藤井棋聖は、1筋を詰められるも1歩得を主張した。
 指し掛けからの数手で形勢がどちらかに傾きそうな局面。藤井棋聖の封じ手は今シリーズ2回目だが、定刻を過ぎても考え続け、意思表示をしたのは6時19分だった。大一番にふさわしい名勝負の予感が漂うなか、どんな封じ手が飛び出すか楽しみだ。

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