北陸製菓 金沢でお誕生日会 地元に愛され ビーバー50年

2020年8月19日 05時00分 (8月19日 05時00分更新)
揚げあられの発売50年を祝う同名のキャラクター「ビーバー」(右)と高崎憲親社長=金沢市広坂のしいのき迎賓館で

揚げあられの発売50年を祝う同名のキャラクター「ビーバー」(右)と高崎憲親社長=金沢市広坂のしいのき迎賓館で

  • 揚げあられの発売50年を祝う同名のキャラクター「ビーバー」(右)と高崎憲親社長=金沢市広坂のしいのき迎賓館で

 菓子メーカーの北陸製菓(金沢市)は18日、揚げあられ「ビーバー」の発売50年を記念した「お誕生日会」を金沢市広坂のしいのき迎賓館で開いた。ビーバーはサクサクした食感と昆布のうま味が特徴で、高崎憲親社長(28)は「地元の北陸で愛され、支えられて50年を迎えることができた」と話している。
 ビーバーは1970年に福富屋製菓(石川県白山市)が発売。同年の大阪万博でカナダ館を訪れた同社の社員が、ビーバー人形の歯を見て「2本並べたあられにそっくり」と気づき、商品名になった。その後売り上げが伸び悩み、製造を引き継いだ福屋製菓(同市)も2013年に廃業。同社の社員らは復活を期して北陸製菓に移り、翌年、再販売にこぎ着けた。
 転機は昨年7月。富山市出身で米プロバスケットボールNBAウィザーズの八村塁選手(22)が「白えび味」のビーバーをお裾分けした様子が、写真共有アプリ「インスタグラム」で公開されると、通販サイトに注文が殺到。世界的な注目を浴びた。北陸製菓は昨年12月、金沢市出身の大相撲・炎鵬関(25)=前頭6枚目、宮城野部屋=にビーバーの化粧まわしを寄贈するなど、看板商品として展開している。
 北陸製菓によると、70年の具体的な発売日は不明。同社は発売50年に合わせ、「米の日」でもある8月18日を誕生日に設定した。
 お誕生日会には、商品と同名のキャラクターが登場。北陸製菓のビスケットなどで飾りつけたケーキが贈られ、高崎社長や社員らが祝福した。同社がコラボ商品を販売するサンリオのキャラクターを代表して「ハローキティ」も駆けつけ、ビーバーと一緒に踊りを披露する場面もあった。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場は会社関係者と報道関係者に限られたが、インスタグラムで生配信され、約130人が視聴した。ビーバーは「こんなにワクワクした誕生日ははじめてですぞ! みんなあんやとね〜!」とメッセージを記したボードを掲げ、喜びを表していた。(阿部竹虎)

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