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「しゃかりきにならない」小島茂之調教師の信念

2020年8月18日 18時00分

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小島茂之調教師

小島茂之調教師

 16日に行われた重賞は2レース。新潟の関屋記念と小倉の小倉記念だが、小島厩舎・小島茂之調教師(52)はどちらにも出走馬がいて大忙しだった。中でも小倉記念は同師管理の2頭のほかはすべて関西馬。今月初めに栗東トレセンに入厩してから小倉へ移動する手の入れた仕上げを施した。
 結果は小倉記念のアウトライアーズが13番人気で3着に入る大健闘を見せた。◎を打って応援していただけに、ゴール前は少しばかり力が入った。もう1頭のロードクエストは11番人気で8着。積極的な競馬で着順以上に見せ場たっぷりだった。関屋記念のアストラエンブレムは7番人気で9着。
 自らが騎乗して調教をつけることが多い小島師。多くの記者の質問で、出走馬3頭の合計年齢が「20」ということが話題になった。7歳馬2頭に6歳馬1頭で20だ。そう、同師は年を重ねても丈夫で長持ちの競走馬作りを目指している。
 「早くから結果を出して種牡馬入りするのが一番いい。当たり前だが多くの馬がそうはならない。少しでも長く走った方が馬主も楽しめるし喜んでくれる。しゃかりきに仕上げていかず、その馬の特性や成長に合わせて仕上げていくことに重きを置いている」
 連日気温35度を超す中、約3時間追い切りにまたがった小島師は、「危ないと思ったから、今コップで水を7杯も飲んだよ」と笑った。どんなに暑くても手抜きはない。競走馬作りに真摯(しんし)に向き合う師のますますの活躍を期待したい。(花岡敦史)

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