“問題児”ライアン・ガルシア、復帰戦は判定で完敗 昨年RIZINに参戦表明も負傷で実現せず【ボクシング】
2025年5月3日 11時33分
ボクシングのWBAウエルター級レギュラー王座決定戦が2日(日本時間3日)、米ニューヨークで行われ、人気者の元WBCライト級暫定王者ライアン・ガルシア(26)=米国=が元WBA同級王者ローランド・ロメロ(29)=米国=に12回判定0―3で敗れた。2回に左フックでダウンを奪われ、再開後は右ガードを意識しすぎて固くなり消極的なボクシングに。終盤は手数もほとんど出ず、ジャッジ2人が3ポイント差というスコア以上の差で敗れた。
ガルシアはSNSで絶大な人気を集めた選手。2023年に行われた現WBAライト級王者ジャーボンテイ・デービス戦(7回KO負け)は同年の米国最大の試合となった。一方で、昨年4月のWBCスーパーライト級王者ヘイニーとの試合で体重超過したうえ、3度倒しての勝利後に禁止薬物が検出されて無効試合となり、1年間の出場停止処分が科された問題児でもある。処分中に日本の格闘技イベントRIZINでエキシビション戦に出場するという発表もあったが負傷で実現せず、最終的に処分明け直後にボクシングに復帰する道を選択。ただ、その結果は判定での完敗となった。
「1年間リングを離れて肉体的にも精神的にも多くのものが失われていた。リングに戻り、12ラウンド戦えたことはハッピーだし、このチャンスをもらえたことを神に感謝したい。ロメロはいい試合をした。脱帽だ。祝福したい」とガルシア。タイムズスクエアに特設リングを設置するという大規模な興行を仕掛けたサウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官は、同日セミファイナルで判定勝ちしたヘイニーとの再戦を狙っていたが、この敗戦でその計画は白紙になりそうだ。
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