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【熊沢重文さんの二刀流予想】天皇賞・春の本命は◎ハヤテノフクノスケ…菊花賞とは比較にならないくらい強くなっている

2025年5月3日 00時00分

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ハヤテノフクノスケ

◇熊沢重文の二刀流予想「競馬しようぜ!」
 平地、障害の両方で活躍した元騎手の熊沢重文さん(57)が”二刀流”の経験を生かして予想でもGⅠ、障害重賞を予想する「競馬しようぜ!」。伝統の一戦「第171回天皇賞(春)」は、2連勝中のハヤテノフクノスケに注目。精神的な成長も顕著とジャッジして軸に据えます。

突出している馬が不在…タフさと近走の調子の良さが大きく利いてくる

 天皇賞・春は5回乗っています。唯一連対したのが1998年ステイゴールドの2着。彼の初めてのGⅠ2着でした。難しいところがありつつも能力あるというのは十分分かっていたので、それなりに勝負になるとは思っていました。一番元気がよくて、悪さをしていたころだったので、レース後は右腕がパンパン。あれをなだめながらでしたから。だからこそ、あそこで勝ちたかったです。
 今年は突出している馬が見当たりません。「こうなったら勝つ」という決め手のある馬がいません。有力所には切れ味勝負になるとどうかという馬が多く、馬のタフさと近走の調子の良さが大きく利いてくると思います。
 そこで思い切って◎はハヤテノフクノスケ。直近2連勝がワンサイドゲームでした。条件戦でしたが、中団で我慢させて差してきて、最後突き放すのは相手関係によらず、強い馬しかできない芸当です。前走はメンバー的にも三千メートルに自信のある馬が集まっていて、単なる準オープンではありませんでした。3歳春までは前攻めしていましたが、ためる競馬ができるようになって精神的な成長も顕著。菊花賞は8着でしたが、当時とは比較にならないくらい強くなっていると思います。

○ジャスティンパレス、実績ある舞台で復活を狙ってきている

 ○は実績を買ってジャスティンパレス。おととしのこの競走以来、勝っていませんが、小差の競馬はしています。そもそも昨年はドバイ遠征を優先してここに使っていません。決め手で勝負するタイプではありませんが、今年はここ目標というローテ。実績のある舞台で復活を狙ってきています。
 ▲サンライズアースは阪神大賞典がいい勝ち方でした。スローの中で自分の好きなように動けましたが、それでも着差があれだけつけられたのは力をつけたということでしょう。堅実に走るタイプですし、ここも要警戒です。
 △は2頭。ヘデントールのダイヤモンドS勝ちは無視できません。長距離がやはり合っているのでしょう。かつてのスルーオダイナのような、スタミナに裏打ちされた強さを感じます。ビザンチンドリームは前走の相手関係が微妙ですが、初手最後方からのマクリ押し切り。ああいう競馬ができるのは力の証拠です。菊花賞5着は不利もありました。スムーズならもっと上位があったはずです。
 「熊沢さんの天皇賞・春狙い」
◎(15)ハヤテノフクノスケ
○(13)ジャスティンパレス
▲(5)サンライズアース
△(6)ヘデントール
△(14)ビザンチンドリーム
 ▼熊沢重文(くまざわ・しげふみ)1968(昭和43)年1月25日、愛知県刈谷市出身の57歳。1986年、栗東・内藤繁春厩舎から騎手デビュー。88年オークス(コスモドリーム)がGⅠ初騎乗で重賞初勝利。平地では91年有馬記念(ダイユウサク)、05年阪神JF(テイエムプリキュア)と、GⅠ3勝含む重賞16勝。ステイゴールドの主戦でもあった。障害は99、00、02、04年と4度最多勝。障害通算1695戦257勝はJRA史上最多。重賞17勝。12年中山大障害(マーベラスカイザー)制覇。平地・障害の双方「GⅠ勝ち」はJRA初、双方200勝は史上唯一。23年11月引退。”二刀流”の功績で同年JRA理事長特別表彰。平地とあわせ中央競馬通算15222戦1051勝。
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