遭難事故防げ 湖西署員が登山訓練

2020年8月18日 05時00分 (8月18日 05時03分更新)
訓練で山道を歩く署員ら=湖西市新所岡崎梅田入会地で

訓練で山道を歩く署員ら=湖西市新所岡崎梅田入会地で

  • 訓練で山道を歩く署員ら=湖西市新所岡崎梅田入会地で
 湖西市と愛知県豊橋市にまたがる湖西連峰での遭難事故に備え、湖西署は十七日、山岳救助を想定した登山訓練を実施した。署員十人が、危険箇所や迷いやすい場所を歩きながら確認した。 (鈴木太郎)
 湖西連峰は標高百〜四百メートル級の低山が連なる。初心者にも登りやすく、浜名湖や遠州灘が眺められるとして人気がある。
 署によると、今年は七月に四十代男性が熱中症になり、湖西市消防本部に救助要請が出された。コロナ禍で富士山などが登山道の閉鎖を決める中、例年より登山客は増えているという。
 昨年は連携強化のため市消防と合同で訓練したが、密集を避けるため今回は警察のみで実施。近くの新所原駅前交番に勤務する署員ら、出動する可能性が高い十人で編成した。
 署員らは梅田親水公園に集合。ラクダ岩や神石山を通って多米峠に至る往復十四キロの道のりを五時間弱かけて歩き、地形の特徴や目印を確認した。同行した高橋直人署長は「初めて登る人もいる。まずは管内の地理を知ってもらうことが何より重要。迅速な救助につながるといい」と話した。

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