本文へ移動

9K完投の明石商・中森に中日スカウト「球速追いかけなくなり逆に良くなった。ドラフト1、2位は間違いない」

2020年8月16日 20時01分

このエントリーをはてなブックマークに追加
明石商・中森

明石商・中森

◇16日 甲子園交流試合第5日第1試合 明石商3-2桐生第一

 「今秋ドラフト1位候補」の肩書にふさわしい好投を見せた。1年夏から甲子園のマウンドを経験している明石商の中森俊介投手(3年)が5安打2失点で完投。直球は自己最速に迫る150キロを計測した。
 「序盤はいいテンポで投げられたけど、体力のなさで球威が落ちてきた。勝てたので良かったけど課題がたくさん出た」
 反省の言葉を並べたが、貫禄の内容だ。初回1死から内野安打と死球でピンチを招いたが、後続を冷静に打ち取った。3回の1番・飯塚への6球目に、この日最速の150キロを計測。140キロ台後半の直球はコースに決まり、スライダー、チェンジアップも効果的に決まった。終盤に2失点したものの、2回から6回までは1人の走者も許さない完全投球だった。
 先発で5失点した昨夏の甲子園準決勝・履正社戦をきっかけに投球スタイルを変えた。「警戒しすぎて球数が多くなった。自分の球に自信を持って、ストライク先行で投げるスタイルにした」。この日は27アウトのうち、半分を3球以内に奪った。9奪三振のうち3球三振も2度あった。自身は終盤のスタミナ切れを反省したものの、あこがれの奥川(ヤクルト)のような省エネ投球で9イニング115球で投げきった。
 注目の進路については、「今は考えていない。完封して、いい投球ができればプロでできるという自信になる。試合前はそういう気持ちでマウンドに上がったけど、2失点したので実力が足りない」と明言しなかった。それでも、中日・米村チーフスカウトは「球速を追いかけなくなり、逆に良くなっている印象を受けた。志望届を出せば、1、2位は間違いないでしょう」と高評価する。
 「高校野球は終わったけど、もっと上を目指してやっていきたい」と中森。熟慮を重ねて、結論を出す。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ