”鬼門”5連敗…前節6得点のJ1名古屋・攻撃陣は沈黙…フィッカ監督の積極策も実らず

2020年8月16日 06時00分

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FC東京―名古屋 後半、試合を見つめる名古屋のフィッカデンティ監督

FC東京―名古屋 後半、試合を見つめる名古屋のフィッカデンティ監督

  • FC東京―名古屋 後半、試合を見つめる名古屋のフィッカデンティ監督

◇15日 J1第10節 FC東京1-0名古屋(味の素スタジアム)


 堅守自慢の両チーム同士の対戦だからこそ、名古屋グランパスにとって先制点は致命傷だった。前半33分、自陣でのMFシミッチからのパスを、FC東京のDF室屋にカットされた。短い縦パスをつながれ、最後はFWレアンドロに先制点を決められた。これが決勝点となり、FC東京戦は5連敗。フィッカデンティ監督は「よくない失い方から、失点をした」と厳しい表情だった。
 前節で6得点大勝した攻撃陣も、前半はわずかシュート2本。指揮官は、前半終了と同時にMF前田、シャビエルをベンチに下げ、かわりにFW山崎、MF相馬を投入した。今季初めて後半開始までに複数選手を交代する積極策だった。
 山崎に金崎との2トップを組ませ、ロングボール、サイド攻撃で反攻を試みたが、中央を固める相手にチャンスはわずかしか作り出せず。山崎は「引いてくる相手への崩しが難しかった」。後半37分には成瀬がこの日2枚目の警告で退場、力尽きた。
 気温30度の環境に、連戦の疲労が追い打ちをかけた。12日のルヴァン杯川崎戦からは9人が引き続き先発。指揮官は「疲れは分かっていたので、言い訳にならない」としたが、試合では細かなミスや競り合いで敗れる場面も。ルヴァン杯はベスト8へ進出したが、主力投入のしわ寄せがリーグを襲った。途中出場の4人も試合の流れを変えることはできなかった。
 9試合を終えたところで暫定5位と上位に留まっているが、チームは中3日でアウェー湘南戦を迎える。「まずはコンディションを整えて次の一戦に臨みたい」と山崎。開幕ダッシュに成功したチームが、今季最初の正念場を迎えた。

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