村上春樹さん、時間がなくてもやるべきことは「睡眠」 ヒトラー引き合いに、SNSでの乱暴な物言いにチクリ

2020年8月15日 18時56分

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村上春樹さん

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 作家の村上春樹さん(71)が15日、TOKYO FMの特番「村上RADIOサマースペシャル~マイ・フェイバリットソングス&リスナーメッセージに答えます~」(午後4時)に出演。これまでは自宅録音が続いていたが、この日は久しぶりのスタジオ収録だった。
 コロナ自粛で読書やギターの練習に時間を割いたという14歳の女性には、「何か少しでもポジティブなことを引き出そうとすることって大事ですよね」と応じ、時間がなくてもやるべきことは「それは睡眠です」と答えると、上野の中古レコード店で働いていたことがあることをサラリと話し、村上ファンにとってはレア情報も披露した。
 最後に、ミュージシャンらの言葉を紹介するコーナーでは、ドイツ元首相のアドルフ・ヒトラーを取り上げた。「プロパガンダは常に感情に向けられるべきであり、分別に向けられるべきではない。いかなるプロパガンダも大衆的でなくてはならず、その知的水準は最も頭の悪い者の理解力に合わせなくてはならない」というヒトラーの著書「わが闘争」の一節を読み上げ、「そして世界は大きな戦争に引きずり込まれていきました」と話した。
 そして、「これってどこかの国の大統領のやり方を思い出させますよね」とチクリ。さらに、「現在SNSなんかに盛んに行われている声高な発信にも、これに似たものが少なからず混じっていそうです。分別より感情。相手の知的水準を低く設定する。そういう傾向が最近いささか気になっていたんで、今日はアドルフさんに特別出演していただきました」と話した。
 締めくくりには、「この番組はもちろん聡明(そうめい)で心優しいリスナーを対象として設定しています。ご安心下さい」と呼び掛けた。

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