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栗東トレセン火災…厩務員が現場の様子語る「馬の悲鳴のようなうめき声」「馬房の壁を蹴る音」一夜明けても厩舎エリアには焼け焦げた臭い

2020年8月15日 15時15分

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JRA

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 栗東トレセンで14日に起きた火災で、競走馬の救助活動をした厩務員がその時の様子を話した。厩舎作業を終えて帰宅する時に「ボン、ボン」と音がし、現場に行くと、火の勢いがすごかったという。「火がたちこめて真っ赤。それに黒煙も上がっていて…。助け出すことができなかった馬の悲鳴のようなうめき声や、馬房の壁を蹴る音が聞こえてきました」とあまりの光景に声を失ったと話す。
 消防の消火活動が続く一方で、駆けつけた仲間と馬の救助を行った。「まずは村山厩舎の馬を出せるだけ出したところ、風向きが変わって中尾厩舎の方に火の手が回っていた。だから素早く馬を出さなければ、と。もう大変でした」。煙と熱風で馬房の正面から馬を運び出すことができないため、裏の扉を開けて馬を連れ出した。ただ、馬具が燃えて馬を簡単に出せず、救助は大変困難だったようだ。
 火災から一夜明けた15日もまだ、厩舎エリアには焼け焦げた臭いが漂う。「長くトレセンにいるけど、こんなことは初めて。早く火災の原因が分かってほしい。もうあんな馬の声は聞きたくないですから」と原因究明を願った。

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