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79歳、大道芸人を再開 春日井の恋塚さん「生きる張り合いに」

2020年8月15日 05時00分 (8月15日 11時36分更新)
風船で作った花を披露する恋塚さん=春日井市篠木町の「デイサービス てとりん村」で

風船で作った花を披露する恋塚さん=春日井市篠木町の「デイサービス てとりん村」で

 春日井市神領町の無職恋塚(こいづか)隆秀さん(79)は、大道芸人のボランティア活動を再開した。以前は名古屋市や東海三県などで公演を重ねたが、妻の常子さん(78)の認知症が進み、二年前に五十代で始めた趣味を断念。物足りない日々が続いていたが、介護と両立できるめどがつき、六月から妻が通うデイサービス施設で月一回、公演する。「年を取り、大技はできなくなったが人を喜ばせることはできる」と目を輝かせる。 (出口有紀)
 「もうじきピエロのおじさんは八十歳になるんだよ」。七月下旬、春日井市篠木町の「デイサービス てとりん村」でジャグリングや腹話術などを次々と披露した恋塚さん。息を上げながらも、はつらつと利用者や職員ら十八人に語りかけた。公演中、芸名の「こいこい」を紹介するボードが行方不明になるトラブルはあったものの、意に介さない。「公演に向けて道具を用意したり、流れを考えたりするが、それがすごく楽しい。生きる張り合いになっている」
 大道芸を始めたのは五十代の時。腹話術などを習い始め、大手の鉄鋼メーカーを六十歳で定年退職した後に、本格的に活動。東海三県の保育園や祭りなど年間百回ほどの公演を重ねていた...

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