昨夏甲子園で大阪桐蔭を破った小松大谷の主将・東野達捕手が愛知学院大に入学「日本一を取りたい」
2025年3月27日 17時29分
ヤクルトのドラフト1位ルーキー・中村優斗投手(22)=愛工大=を輩出した愛知大学野球1部リーグに、今春も期待の新入生が加わる。昨夏の甲子園で明豊(大分)、大阪桐蔭を破った小松大谷(石川)で主将を務めた東野達捕手(18)だ。昨秋の国民スポーツ大会で準優勝だった中、「日本一を取りたい」と頂点だけを目指して愛知学院大に入学する。
甲子園では打率4割超えで4打点、マスクをかぶっては大阪桐蔭打線を92球完封したエースを好リードした東野。世間には頼れる「4番・捕手」に映ったが、崖っぷちから始まった高校3年だった。「大学でも野球をやれるか分からない状況だった」と振り返る。
2年秋の新チームは背番号2桁からのスタート。その秋にけがも重なって「自分が生き残るためには何が必要か」を考えたことが後につながった。冬は打撃練習に力を入れ、その成果もあって3年の春は三塁手でレギュラー。夏までチームの正捕手が定まらず、石川大会の約1カ月前に本格的に捕手へ転向した。石川大会、甲子園と攻守でチームを引っ張った。
甲子園では明豊との初戦で甲子園初勝利を挙げ、2回戦で強豪の大阪桐蔭を破った。同秋の国スポでは準優勝にもなった。記録にも記憶にも残る歴史を刻んだが、満足はしていない。「悔しい終わり方だったから、大学にもつながる」と今は思う。
大学での目標は首位打者と、捕手でのベストナイン。「『4年もある』と思わずに1年目からがっつりしがみつきたい」。愛知のリーグから全国制覇を目指す愛院大で、攻守に欠かせないピースになってみせる。
▼東野達(ひがしの・いたる) 2006年5月7日生まれ、石川県小松市出身の18歳。179センチ、82キロ。右投げ右打ち。幼少期からバットやボールに触れ、日末小1年から父が監督をしていた日末ジュニアクラブで野球を始めた。御幸中時代は軟式野球部で主に投手。小松大谷では内野手と捕手。主将を務めた3年の夏に甲子園に出場し、甲子園初勝利から2勝を挙げた。同秋の国民スポーツ大会では準優勝した。
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