民家にクマ居座る 小浜で目撃情報多発、負傷者も

2020年8月14日 05時00分 (8月14日 05時00分更新) 会員限定
クマが居座った民家=小浜市下根来で

クマが居座った民家=小浜市下根来で

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 小浜市下根来の民家で十一日から十三日にかけて、成獣のクマ一頭が屋内に居座り続けた。一人暮らしの女性(68)が追い払おうとしたがうまくいかず、最初の一晩をクマと家の中で過ごした。翌日、女性は避難してけがはなかった。その後、クマは地元猟友会に駆除された。民家は木造平屋建て。市内では四月以降、クマの目撃情報が多発しており、市は防災無線で注意を呼び掛けている。
 女性によると、十一日夕、クマ二頭が台所を荒らしているのを発見。夜になっても出ていかないため、隣接する座敷で掃除機をかけたり、仏壇のかねを鳴らしたりして脅かしたが、クマは台所にいたまま。女性は、仕方なく台所から座敷を挟んだ寝室で一夜を明かした。部屋の間には、ふすまの仕切りがあったが「怖くてほとんど眠れなかった」と振り返る。
 翌十二日午前、市に通報して近所の親類宅に避難。駆けつけた市職員や小浜署員らが、トウガラシスプレーをまくなどしたが、家から出ていかない。このため家の周辺におりやカメラを設置して夜通し監視した。
 十三日午前十一時、地元猟友会が家の裏口に追い出したクマ一頭を駆除した。ツキノワグマのオスで体長約一・三メートル、体重約五〇キロ...

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