市川染五郎、直木賞と山本周五郎賞W受賞作『木挽町のあだ討ち』 新作歌舞伎に「熱さがこもった作品になりそうで、とても興奮」
2025年3月25日 16時22分
歌舞伎俳優の市川染五郎(19)が25日、東京都内で「四月大歌舞伎」(歌舞伎座で4月3~25日)の昼の部公演「木挽町のあだ討ち」の取材会に出席した。直木賞と山本周五郎賞のW受賞作が新作歌舞伎となって、ご当地・歌舞伎座で上演される。
染五郎が演じるのは美しい若衆・菊之助。「原作の熱さ、『芝居っていいな』『歌舞伎ってすごいな』っていう熱さがこもった作品になりそうで、とても興奮しております。この熱さをお客さまにも共感していただけるように頑張ります。主役として責任を果たせるようにしたい」と意気込みを語った。
原作は小説家永井紗耶子さんの時代小説で、江戸・木挽町の芝居小屋を舞台に若衆によるあだ討ちの真相に迫る。永井さんは染五郎による菊之助のビジュアルについて「感動しました。作中で美しいって書いたんですけど実際にこんなに美しいものかと思いました」と感想を述べた。
脚本・演出は、染五郎の祖父の松本白鸚、父の松本幸四郎の舞台を手がけている齋藤雅文さん。幸四郎は物語の鍵を握る役で出演する。
齋藤さんは今作について染五郎の境遇や歌舞伎座の人たちの現状に触れ、「普通の若者が葛藤の中で成長していく物語。旬な芝居になっている」とアピールした。
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