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単勝10番人気のワイドラトゥールが重賞初勝利 藤原師「百点満点!」人馬の奮闘をたたえる【競馬「愛知杯」】

2025年3月23日 22時14分

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◇23日 第62回愛知杯(G3・中京・芝1400メートル)
 後方に構えた単勝10番人気のワイドラトゥール(牝4歳、栗東・藤原)が直線、外から鋭く伸びて差し切り、重賞初勝利を挙げた。北村友一騎手(38)=栗東・フリー、藤原英昭調教師(59)=栗東=は共に同レース初勝利。2着に3番人気のシングザットソング、3着に1番人気のカピリナが入った。

11R愛知杯を制した北村友一騎乗のワイドラトゥール(中央)

 2走連続10着だった馬とは思えない、鮮やかな末脚で差し切った。10番人気のワイドラトゥールが初タイトルを奪取した。道中15番手から4角後方から外を回って進出し、直線半ばからエンジンが掛かり、内にいた馬を一気にのみ込んだ。
 「返し馬から雰囲気が良かったです。4コーナー手前から動かしていった時の反応が良くて、馬場のいいところに出してからも持続してくれました」。今年の重賞初勝利を挙げた北村友は、状態の良さを勝因に挙げるも、その表情には少し陰りがあった。
 勝つには勝ったが、万事がうまくいったわけではない。ゲート内の駐立が悪く、出遅れ。もともと末脚を生かす競馬をするつもりではあったが、レースプランを修正する必要があった。それでも、慌てなかったのが吉と出た。最内枠からハナを奪ったテイエムスパーダが前半3F32秒7と超のつくハイペースで飛ばす展開。直線で先行勢がばったり止まり、ものの見事に大外一気が決まった。
 藤原師は「外枠で、後は流れがはまってくれればという競馬。この条件を人も馬もうまく生かしてくれた。百点満点!」と人馬の奮闘をたたえた。母ワイドサファイアは師が管理した馬で「オークスは(返し馬で)放馬して使えなかった。感慨深い勝利」と子での重賞制覇を喜んだ。
 勢いを付けて、次走はヴィクトリアマイル(G1・5月18日・東京・芝1600メートル)へ。北村友は「この馬の良さは瞬発力。1400メートルで勝って競馬の幅は広がった。もともとマイルでも走っている馬ですから。瞬発力を生かしたい」。G1でも道中は息を潜め、直線に懸ける。

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