バイオマス作物を試験栽培 栃木の造園業者、南伊勢町に苗寄贈

2020年8月13日 05時00分 (8月13日 12時37分更新) 会員限定
小山町長にエリアンサスの苗を贈呈する高野社長(左)=南伊勢町役場南勢庁舎で

小山町長にエリアンサスの苗を贈呈する高野社長(左)=南伊勢町役場南勢庁舎で

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 南伊勢町は休耕田を利用したバイオマス作物の試験栽培を始める。耕作不適地でも育ち、既存種に影響を及ぼさないイネ科植物「エリアンサス」を同町道行竈で育て、三年後をめどに収穫。ペレットに加工し、バイオマス発電の燃料として活用する。
 十一日に町役場南勢庁舎であった贈呈式で、エリアンサスを供給している建設・造園業「タカノ」(栃木県さくら市)の高野啓子社長らが、三十センチほどに育った苗を贈った。その後、道行竈地区へ移動し、二百九十三平方メートルの休耕田に百四十本の苗を植えた。
 エリアンサスは東南アジアが起源とされ、定植から二年ほどで二〜三メートルにまで育つ。収穫し、ペレットに加工すれば灯油などの代替品として活用できる。町では町内のごみ処理施設での活用を構想している。
 また、雑草除去や液肥の散布などの維持管理は町内の障害者福祉施設に委託し、農福連携も進める。小山巧町長は「各機関と連携し、バイオマス発電の実現にまでこぎつけたい」と展望を語った。
 タカノでは数年前からエリアンサスで製造したペレットをさくら市内の温泉施設に供給している。高野社長は「南伊勢町は温暖で一定の収穫も見込める。会社としても町の取...

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