接触感染予防の手袋開発 輪之内の「コロナー」がウイルス対策

2020年8月13日 05時00分 (8月13日 14時22分更新) 会員限定
銅繊維を使った接触感染予防手袋「Touch」を開発した菱田社長=輪之内町下大榑のコロナーで

銅繊維を使った接触感染予防手袋「Touch」を開発した菱田社長=輪之内町下大榑のコロナーで

  • 銅繊維を使った接触感染予防手袋「Touch」を開発した菱田社長=輪之内町下大榑のコロナーで
 新型コロナウイルスの感染が広がる中、ウイルスが付着した物を触ることで起こる接触感染の予防と不安の解消を目的に、輪之内町下大榑の産業用手袋メーカー「コロナー」は、除菌効果のある銅を繊維に使った手袋「Touch」(タッチ)を開発した。菱田男(だん)社長(43)は「ウイルスと同じ名前の会社が対策品を作るのも意味があるのでは」と話す。 (芝野享平)
 銅線の周りにポリエステル樹脂を巻き付けた繊維を使い、ナイロンと織り交ぜることで、薄手で伸縮性のある製品に仕上げた。除菌効果だけでなく、銅が電気を通すことで、駅の券売機や銀行の現金自動預払機(ATM)などのタッチパネルも、手袋を着けたまま操作できる。黒と白の二色を開発した。
 コロナーは、自動車工場などで組み立てや検査に当たる従業員用の軍手やリストバンドを製造してきた。社名は一九七五(昭和五十)年、創業者である菱田さんの父が事業を法人化する際、「人を温める」というイメージで、太陽の外周を取り巻くガス層の「コロナ」から命名した。
 コロナ禍の四月ごろ、インターネットで会社を知った人から「コロナ対策の手袋は作れないのか」と問い合わせがあった。電車のつり革や...

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