県内宿泊、新城の湯谷温泉が堅調 人混み避け小規模旅館人気

2020年8月13日 05時00分 (8月13日 12時16分更新) 会員限定
脱衣かごを減らした露天風呂に、混雑を避ける注意書きを掲示する加藤さん=新城市豊岡のはづ別館で

脱衣かごを減らした露天風呂に、混雑を避ける注意書きを掲示する加藤さん=新城市豊岡のはづ別館で

  • 脱衣かごを減らした露天風呂に、混雑を避ける注意書きを掲示する加藤さん=新城市豊岡のはづ別館で
 新型コロナウイルスの感染拡大で観光業が打撃を受ける中、新城市の湯谷温泉が健闘している。県外移動自粛の呼び掛けを受けて、県内で奥三河に注目が集まっているためだ。 (山谷柾裕)
 湯谷温泉の旅館八軒のうち四軒を経営する「はづ」グループでは、今年の宿泊者数は例年に比べ三月は四割減、四月は八割減、五月は四割減と大幅に落ち込んだものの、六、七月は例年並みに回復した。
 グループの運営に携わる加藤直詳(なおよし)さん(46)によると、グループの旅館は以前から県内からの宿泊客が半数を占め、隣接の静岡県も含めると七割に達していた。六月以降、その傾向がさらに強まった。「愛知県の人口と経済力もあって、客足の戻りが早かったのでは」と推測する。
 また、グループが進めてきた一人一泊三万円超の高価格帯路線も奏功したという。グループの中でも、部屋数が五部屋のみの小規模な旅館が「人混みの心配が少ない」として好調で、客単価の上昇に寄与している。
 政府の観光支援事業「Go To トラベル」も客足の戻りを後押し。常連客の旅行自粛による落ち込みを、事業を利用した新規客がカバーしており、八月の予約数は例年並みとなっている。
 こう...

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