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あわら温泉「安全運転を」  和心もてなし隊と市、警察  

2020年8月13日 05時00分 (8月13日 09時42分更新)

 旅行者向け啓発動画制作

 無事に帰って、またあわらに来て−。夏休みの家族連れらでにぎわう、あわら温泉(あわら市)の旅館・ホテルの若手スタッフが結成した「あわら和心もてなし隊」と市、あわら署が、旅行者向けの交通安全啓発動画を制作した。登場した六人がお薦めの観光スポットと運転上の注意点をリレー形式でつなぐ。旅館・ホテルや温泉街の観光案内所などで流し、安全運転を呼び掛ける。
 Go To トラベルなどで、夏休みシーズンの温泉街一帯での交通量が増えることを懸念し、署が企画。温泉街の情報発信を担うもてなし隊も参加した。七月末に温泉街にある足湯「芦湯(あしゆ)」周辺で撮影し、「あわら温泉にお越しの方へ〜交通安全のお願い〜」と題した動画に編集した。
 「あわら温泉は関西の奥座敷と呼ばれ、名湯百選にも選ばれた人気の観光地」「芝政ワールド、東尋坊、松島水族館など近隣にはたくさんの観光スポットがあります」などとのご当地自慢に続き、「私からのお願いは…」と交通ルール順守を呼び掛ける構成。
 促すのは▽シートベルト、チャイルドシートの全席着用▽携帯電話やナビの操作は止まって安全な場所で▽安全な速度と十分な車間距離で余裕を持った運転▽長時間の運転時はこまめな休憩−。二分三十九秒の完全版とは別に、会員制交流サイト(SNS)用に五十八秒にまとめた短縮版も制作し、七日に動画投稿サイト「ユーチューブ」の県警公式チャンネルや公式ツイッターで配信を始めた。
 もてなし隊のメンバーも各施設のインスタグラムでPRする予定。代表を務める、白和荘若おかみの立尾優美さん(31)は「私たちが今、細心の注意を払っているのは新型コロナウイルス感染防止対策だが、お客さまの安全・安心を願う気持ちは、交通事故防止でも同じ」と語る。

「あわら温泉にお越しの方へ〜交通安全のお願い〜」のQRコード

 十二日には、温泉街の街頭でボードを掲げ、シートベルト着用を訴えた。撮影役を務めた同署交通課の小西出佳徳課長(37)は「旅行者へだけの呼び掛けと思わず、市民、県民も協力いただきたい」と話した。 
(北原愛)

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