井上尚弥との対戦計画があるニック・ボール、昨秋に尚弥と対戦したTJドヘニーにTKO勝利 今後は「自分とプロモーター次第だ」
2025年3月16日 11時26分
ボクシングのWBAフェザー級タイトル戦が15日、英リバプールのエコーアリーナで行われ、王者ニック・ボール(28)=英国=が元IBFスーパーバンタム級王者T・J・ドヘニー(38)=英国=を10回終了TKOで下し同級2度目の防衛を果たした。
9回から攻勢を強め、10回には懸命に逃げるドヘニーを一方的に攻め続けて何度もパンチをクリーンヒット。挑戦者はかろうじてゴングに逃れたが、限界とみた陣営が棄権した。
ボールは「ジムで重ねてきた努力が報われた。ボクシングスキルも見せられたと思う。終盤にはボディーが効いた感覚がありペースを握った。地元リバプールのファンがサポートしてくれた。みんなに感謝したい」と、リング上でコメント。初回終了時にドヘニーを蹴りつけ、中盤では腕で投げ飛ばすなどラフプレーもあったが、会場を埋めたファンは大歓声で勝利をたたえた。
この日の王者は序盤からトレードマークにしていた強引な攻撃はせず、左の一発を狙う挑戦者を警戒。中盤には膠着(こうちゃく)したかに見える時間帯もあったが、王者の左ジャブはコンスタントにヒット。終盤にボディーも入り、両目を腫らせた挑戦者の動きが明らかに鈍ったところで猛攻をかけて試合を終わらせる、チャンピオンらしい試合ぶりを見せた。
この日の王者は序盤からトレードマークにしていた強引な攻撃はせず、左の一発を狙う挑戦者を警戒。中盤には膠着(こうちゃく)したかに見える時間帯もあったが、王者の左ジャブはコンスタントにヒット。終盤にボディーも入り、両目を腫らせた挑戦者の動きが明らかに鈍ったところで猛攻をかけて試合を終わらせる、チャンピオンらしい試合ぶりを見せた。
ボールについては、世界4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥が所属する大橋ジムの大橋秀行会長が「決まりじゃないですが」と前置きしながらも、今年12月ごろの3戦後にサウジアラビアでフェザー級王座をかけて対戦する計画があるとを明かしている。
ボールは昨年から井上との対戦を希望してきた。ただ、この日のリング上で今後について質問された際には「自分と(プロモーターの)フランク(・ウォーレン)次第だ」とのみ答えた。
敗れたドヘニーは2023年6月から4試合連続で日本で試合し、現東洋太平洋スーパーバンタム級王者・中嶋一輝(大橋)らを相手に3試合連続KO勝利。その実績から昨年9月に井上尚弥(大橋)に挑戦したが、腰を痛めて7回途中に棄権して敗れた。今回は再起戦で1階級上のタイトルに挑み、10回には猛攻を受けながら立ち続けて気持ちの強さを見せたが勝利をつかむことはできなかった。
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