『鈴鹿8耐』初の中止 秋の開催目指し準備も「コロナ拡大状況と渡航規制の解除が見通せず」苦渋の決断

2020年8月12日 20時52分

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昨年の鈴鹿8耐スタートシーン(モビリティランド提供)

昨年の鈴鹿8耐スタートシーン(モビリティランド提供)

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 鈴鹿サーキット(三重県)を運営するモビリティランドは12日、新型コロナウイルスの影響で日程を10月30日~11月1日に変更した「第43回鈴鹿8時間耐久ロードレース」の中止を発表した。第1回大会の1978年から毎年開催されており、中止は初めて。
 開催に向けて準備を進めてきたが、国内外でコロナの感染拡大が広がっており、海外からの渡航に関する規制解除の見通しも立っていないことから、海外チームの入国が難しい状況を考慮し、今年の開催中止を判断した。当初は例年通り7月末に開催する計画だったが、コロナの収束を期待して秋に延期した。
 モビリティランドの田中薫社長は「11月1日に皆様と一緒に笑顔でスタートの瞬間を迎えられることを目指して準備を進めておりましたが、国内外における新型コロナウイルスの拡大状況と渡航規制の解除が見通せないことから、誠に残念ながら中止という苦渋の判断をいたしました」とコメントした。
 今年は鈴鹿8耐が世界耐久選手権に加わって40周年にあたり、記念のレースとなるはずだった。国際モーターサイクリズム連盟のホルヘ・ビエガス会長はモビリティランドを通じて「日本で最も象徴的なレースであり、世界で最も重要なレースの1つに数えられる鈴鹿8耐の中止を発表することは、私にとっても、全てのモーターサイクルファンにとっても、とても悲しいこと」と中止を残念がった。

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