幕末や明治、飛騨の暮らしは? 飛騨高山まちの博物館で特別展

2020年8月12日 05時00分 (8月12日 11時53分更新) 会員限定
五台山で使われていた深紅の胴幕や祭りの様子を描いた絵巻物=高山市上一之町の飛騨高山まちの博物館で

五台山で使われていた深紅の胴幕や祭りの様子を描いた絵巻物=高山市上一之町の飛騨高山まちの博物館で

  • 五台山で使われていた深紅の胴幕や祭りの様子を描いた絵巻物=高山市上一之町の飛騨高山まちの博物館で
  • 明治初期の学校教育について書かれた文書=高山市上一之町の飛騨高山まちの博物館で
 幕末−明治初期の飛騨人の暮らしを紹介する夏季特別展が、高山市上一之町の飛騨高山まちの博物館で開かれている。高山祭屋台の胴幕も展示し、祭り文化を解説。当時の役所だった高山陣屋で作成された行政文書(県歴史資料館所蔵)の一部も公開され、明治初期の学校教育の実態などを知ることができる。(横田浩熙)
 特別展では生活、信仰、祭りの三つにテーマを分け、古文書など百二十点を展示している。うち生活では、陣屋の地役人富田礼彦(いやひこ)が編集した地誌「斐太後風土記」を基に、飛騨の山村生活を紹介。川での菜洗いや和紙の製造風景などが当時の絵に描かれている。
 祭りでは、一七一八(享保三)年の地役人の記録を書き写した日記を展示。高山祭屋台の記述があり、当時から祭りで屋台が曳(ひ)かれていたことが分かる。このほか、春祭りの屋台「五台山(ごたいさん)」で二〇〇六年まで使われていた深紅の胴幕や、秋祭りの屋台「仙人台」を曳く屋台組が着ていた陣羽織なども公開され、祭り文化を目で楽しめる。
 担当学芸員の坂本亜友美さん(28)は「現代では見られなくなった文化がある一方、逆に続いているものもある。今と昔を比べ、当時の暮らしに思...

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