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北潟湖周遊サイクリングロード 早期完成「道筋」見えた 

2020年8月12日 05時00分 (8月12日 09時33分更新)

 期成同盟会あわらで発足

 あわら市北部に広がる北潟湖を周遊するサイクリングロードの早期完成に向け、建設促進期成同盟会が十一日、発足した。新型コロナウイルスは観光業に逆風だが、屋外レジャーの人気や健康志向など新しい動きはサイクリングロードに追い風。二〇二三年春の北陸新幹線県内開業を見据え、自然や歴史など魅力いっぱいの北部エリアと新幹線駅や温泉街を結ぶ周遊型観光につなげたい考えだ。 (北原愛)
 サイクリングロード整備は福井、石川両県の広域共同プロジェクトとして一九九六(平成八)年度に着工したが、二〇〇四年度に中断。しかし、地元の北潟、吉崎、細呂木地区で工事再開を求める機運が高まり、昨年十二月には住民二千三百三十八人分の署名を県に提出。熱意の受け皿として、期成同盟会の立ち上げを進めてきた。
 十一日に市役所であった設立総会では、地元の区長や市議ら十一人が委員として出席。十一月に県へ要望活動を行うなどの活動計画案を承認した。坂井市や加賀市を走るサイクリングロードとの連結も視野に入れる。会長には北潟地区区長会長の古橋照夫さん(72)を選任。古橋さんは「北潟での工事中断以降、市に再開を毎年要望してここまで来た。今後も一丸となって取り組む」と意気込んだ。
 副会長には吉崎地区区長会長の末富攻(おさむ)さん(70)と細呂木地区区長会長の杉田光良さん(59)が就いた。吉崎地区で建設予定の道の駅について、佐々木康男市長は「サイクリングやジョギングを楽しむ人々の拠点施設としたい」と明言。「自然や歴史、景観に恵まれた北部エリアはあわらの宝の一つ、新幹線効果を最大限とするのに欠かせない」とサイクリングロードの早期完成に期待を寄せた。
 サイクリングロード整備計画は、北潟湖南周遊(三・七キロ)、国道305号(四・八キロ)、県道福井金津線(五・一キロ)の三コース計一三・六キロ。県境の吉崎地区で石川県側の加賀海岸サイクリングロードにつなぐ構想だった。
 九九年三月に北潟湖南周遊コースが開通したが、用地交渉が難航するなどして、国道305号コースの整備は二キロを残して中断。県道福井金津線コースは未着工のままとなっている。

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