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<鯖江歩兵第36連隊をたどって>(4) 大橋中一郎さん(98)

2020年8月12日 05時00分 (8月12日 05時00分更新)
鯖江の兵士との思い出を振り返る大橋さん=川崎市で

鯖江の兵士との思い出を振り返る大橋さん=川崎市で

  • 鯖江の兵士との思い出を振り返る大橋さん=川崎市で
  • 鯖江歩兵第36連隊の兵士たち=鯖江市まなべの館提供
  • 戦時中の大橋さん
 「厳しいけれども人情味がある。鯖江の人たちはすごいなと思ったよ」。川崎市の大橋中一郎さん(98)は旧満州(中国東北部)で一九四二(昭和十七)年から約一年半余り、元鯖江歩兵第三六連隊の兵士たちとともに過ごした。当時、初年兵だった大橋さんにとって鯖江のベテラン兵たちが示した態度は、今も印象深く胸に残っている。
 新潟生まれ、東京育ちの大橋さんは二十歳だった四二年春、東京六本木の東部第六部隊に入営した。二カ月間の初年兵教育を終え、配属されたのが満州第六七五部隊。東部第六部隊と鯖江歩兵第三六連隊が合流してできた部隊だった。
 三六連隊は一九四〇(昭和十五)年、四十三年置かれた鯖江の地を離れ、満州に移駐された。「三年兵以上は福井。その下は東京と埼玉。陸軍はその組み合わせが強い部隊を生み出すと思ったのかねえ」と大橋さんは振り返る。
 満州では...

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