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佐藤早也伽、4年ぶりの名古屋で「過去の自分を超える」後半勝負で世界切符つかむ【名古屋ウィメンズマラソン】

2025年3月4日 23時11分

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◇名古屋ウィメンズマラソン TOKYO『世界選手権』へ挑む
 名古屋ウィメンズマラソン(中日新聞社など主催)が9日にバンテリンドームナゴヤ発着の42・195キロで行われる。今大会は9月に東京で行われる世界選手権の最終選考レース。自国開催の大舞台への切符を得るには、1月の大阪国際で日本人2番手の鈴木優花(25)=第一生命グループ=がマークした2時間21分33秒が一つの目安。ハイレベルな記録を目指し、スタートラインに立つ有力選手の思いを紹介する。

体幹トレーニング重ね課題克服

 4年ぶりに名古屋の街を走る佐藤早也伽(30)=積水化学=は「過去の自分を超える走りをしたい。代表になれるように頑張りたい」と自己ベストを更新するタイムで9月の世界選手権(東京)への切符をつかみ取る覚悟だ。
 自己ベストは2022年9月にベルリンで記録した2時間22分13秒。世界選手権の代表をつかむには1分近く縮める必要がある。力を入れてきたのは体力面の強化。昨年1月の大阪国際女子では日本記録を更新した前田穂南(天満屋)に30キロ近くまで食らい付いた。

練習前にストレッチする佐藤早也伽

 「そこからの脚は全くなかった。もっと体力面が大事だなと感じた。もう一回、タイムを狙いたい思いがあった」。後半に伸びず、パリ五輪代表を逃した悔しさがモチベーション。課題に掲げる後半の10キロを克服しようと、練習では走り込みや体幹を鍛えるトレーニングに励んでいる。
 磨いてきた底力を生かし、後半勝負に徹する考えだ。「30キロまでは余裕を持ってペースメーカーについて行って、そこからは体と相談しながらレースを組み立てていきたい。ラストを頑張れば世界選手権代表のチャンスがあると思う。名古屋で自己ベストを出すことしか目標はない」
 昨年3月に結婚式を挙げた。今回は30歳になって初のマラソン。「あと何回、マラソンを走れるのか…。家族のことを考えると、いつまで走っていいのかとも思う。納得して引退したいというのはある」と先のことも考えるようになった。愛する夫のため、そして、何より自分のためにも、23年のブダペスト大会に続く世界選手権出場の夢をかなえる。

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