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『ぶっつけ本番』の県岐阜商、鍛治舎監督「あれ?という状態」収穫は「甲子園で試合できて望外の喜び、2年生安打は今後につながる」

2020年8月11日 20時19分

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ベンチからカウントを伝える県岐阜商の鍛治舎監督

ベンチからカウントを伝える県岐阜商の鍛治舎監督

◇11日 甲子園交流試合第2日第3試合 県岐阜商2―4明豊

 調整不足は明らかだった。5失策と守備が乱れ、打線も6回までに9三振を奪われた県岐阜商。鍛治舎巧監督(69)は「実戦の勘が戻っていなかった。(明豊の)若杉投手が良すぎて思うような打撃ができなかった」と残念そうだった。
 7月中旬に学校内で複数の新型コロナウイルス感染者が確認された。県からクラスターと認定され、同19日から29日まで休校。県の独自大会は出場を辞退した。選手は素振りや腹筋など室内トレーニングなどで体を動かすのがやっと。岩田は「感覚は悪くなかったが、それまでやってきたことができなかった」と渋い表情だった。
 練習再開は、この日の試合まで2週間を切った7月30日。選手の動きを見た鍛治舎監督は「あれ?という状態。自分ではどうしようもない無力感や焦燥があった」と頭を抱えた。練習試合は1試合だけ。ぶっつけ本番に近く、昨秋の東海大会準優勝の力を見せることはできなかった。
 ただ、鍛治舎監督は前向きな姿勢も強調した。「ここ(甲子園)で1試合できたことは望外の喜び。2年生の高木や宇佐美らも安打を打った。今後につながる」。甲子園出場は、高橋純平投手(ソフトバンク)を擁して8強入りした2015年のセンバツ以来。この日の朝に地元を出発したチームは、日帰りのため慌ただしく甲子園を去った。

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