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県岐阜商・佐々木プロ志望は「これから考えます」明言せず 本塁打狙って交流試合第1号「満足していないが自信になった」

2020年8月11日 20時06分

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佐々木が左中間へソロ

佐々木が左中間へソロ

◇11日 甲子園交流試合第2日第3試合 県岐阜商2―4明豊

 県岐阜商は調整不足の影響で力を出し切れず、明豊(大分)に2―4で敗れた。それでも、9回にプロ注目の佐々木泰内野手(3年)が交流試合第1号を左中間席に放り込むなど意地を見せた。
 外角直球に踏み込み、体をねじり上げるように引っ張った。高々と舞い上がった打球は、左中間フェンスをぎりぎり越えた。3点を追う9回。県岐阜商の佐々木が、高校通算41本目となる交流試合の第1号。試合には敗れたものの、主将が最後の打席で意地を見せた。
 「高く上がったので届かないかと思った。満足はしていないけど、自信になりました」
 9回先頭で打席に入る前、ベンチの鍛治舎監督が外野方向を指さした。「本塁打を狙え、というジェスチャーがあった」。他の選手はカウントが追い込まれたら、すり足打法に変える。だが、佐々木は変えずに足を上げる。「強いスイングをしろ、ゴロを打つなと言われている。(変えなくていいと)直接は言われていないけど、自分は全打席本塁打を狙うつもりで打っている」。監督の言葉を自分なりに解釈し、カウント2―2から甲子園でアーチをかけた。
 先月中旬に学校内で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生。県独自大会への出場を辞退した。この交流戦は、3年生にとっては今年最初で最後の公式戦。「独自大会をテレビで見て、うずうずしていた」。自粛期間中も、鍛治舎監督にLINE(ライン)で毎日、食事のメニューなど報告。「食事の量が少ない」「睡眠が少ない」などアドバイスを受けながら、最後のひのき舞台に備えた。
 強打の三塁手としてプロの熱視線を浴びた。進路については「これから考えます」と明言しなかったが、関係者によると進学を含めて検討しているようだ。鍛治舎監督が「これまで指導した選手の中でもトップクラス」と評する能力の持ち主。「体、技術ともに鍛えて、次のステージで活躍したい」。自信と悔しさを胸に、上の舞台で飛躍を目指す。

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