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藤浪晋太郎、大荒れも地元解説者は擁護 「この時期は実験でもある」「球そのものを探ることが重要」

2025年2月28日 16時53分

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◇27日(日本時間28日)MLBオープン戦 マリナーズ4―6ジャイアンツ(米アリゾナ州ピオリア)
 マリナーズとマイナー契約を結んだ藤浪晋太郎投手は、地元のジャイアンツ戦で1点リードの5回から5番手で登板。3分の2回を1安打4失点、3四死球、1奪三振で逆転を許し、セーブ失敗が記録された。25球中、ストライクは半分以下の12球。最速は98・8マイル(約159キロ)をマークした。

藤浪晋太郎(AP)

 前回登板は1回を無安打無失点も、この日のオープン戦2試合目は、大荒れ。それでも、試合を中継した米放送局MLB・TVのゲーリー・ヒル解説者は、新戦力の豪腕を擁護した。
 「藤浪はいま、特にツーシームの改善に取り組んでいるそうだ。きょうも直球より微妙に動く球の方が多い。念頭に置いといてほしいのは、オープン戦のこの時期は、どういう球が通用するかなどを見る『実験』でもある点だ。だから、ときには与四球や被弾などの結果よりも、球そのものを探ることが重要になる」
 実際、球団地元紙シアトル・タイムズによれば、マリナーズ首脳陣は藤浪の制球改善に向け、ツーシームの握りと投球フォームに修正を加えるよう提言。藤浪自身もそれを受け入れ、取り組んでいる最中だという。
 また、球団OBの元右腕、チャーリー・ファーブッシュ解説者も「藤浪は懸命に練習する男だ。だが、現時点ではリリースポイントをつかむことができていないように見える。まだ春のこの時期だから、修正できるといいね」と期待し、「大リーグで活躍できるだけの球は持っている。だが、問題は安定感だ。そこを継続して向上させる必要がある」とした。
 とはいえ、これまでの米国での2年間とは異なり、今季の藤浪がマリナーズと結んでいるのは通称『スプリット契約』と呼ばれるマイナー契約。メジャー昇格すれば年俸130万ドル(約2億円)だが、マイナーならば3Aの最低保証は年俸3万5800ドル(約540万円)と、天と地の差だ。残りわずかなチャンスで結果を出さなければ、今季のサラリーはメジャー昇格時の36分の1となる。(写真はAP)

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