熱戦と安全、両立徹底を 本紙記者が取材振り返る <高校野球・三重>

2020年8月11日 05時00分 (8月11日 11時41分更新) 会員限定
県高校野球夏季大会を制し、歓喜するいなべ総合ナイン=県営松阪球場で

県高校野球夏季大会を制し、歓喜するいなべ総合ナイン=県営松阪球場で

  • 県高校野球夏季大会を制し、歓喜するいなべ総合ナイン=県営松阪球場で
 県高校野球夏季大会は九日、いなべ総合の劇的なサヨナラ勝ちで幕を閉じた。新型コロナウイルスの感染防止の観点からさまざまな制約が課された異色の大会を、本紙取材記者が振り返る。 (足達優人、杉山果奈美、神尾大樹)
 足達 降雨中止になることもあったが、無事に大会を終えることができた。取材をしていて心に残った場面はある?
 杉山 優勝したいなべ総合の準決勝(対松阪商)、決勝(対四日市工)はいずれも最終回での逆転サヨナラ勝ちだった。たった一本のヒットで勝者と敗者が入れ替わる残酷さに、選手たちが一球に死ぬ気で食らい付く理由が分かった。泥だらけのユニホームが、すごく格好良く見えた。
 足達 毎年のことだけど、真夏の炎天下で取材している私たちもへばってしまいそうだった。選手たちはなおさら。とりわけ今夏は練習が十分に行えない中での大会だけに、けがや熱中症のリスクは大きかった。
 神尾 計三百三十一球を投げ合った投手らが試合後、軽度の熱中症で救急搬送されたいなべ総合と菰野の準々決勝。いなべ総合の伊東邑航、菰野の伊藤佑悟両投手は終盤、互いに気力だけで投げていたように見えた。
 練習の成果を出し切るのは大切だが、命に...

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