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富士シャーク・石嶋がマウンドで呪文唱えて5イニング完封 学童軟式ゲオ杯3回戦

2020年8月11日 11時15分

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力投する石嶋=10日、港北公園球場で

力投する石嶋=10日、港北公園球場で

 学童軟式野球の第18回ゲオ杯親善交流大会(中日スポーツ後援)は10日、名古屋市港区の港北公園球場ほかであり、3回戦で富士シャークが9―0で福地ファイターズに5回時間切れのコールド勝ちした。富士シャークはエースの石嶋龍宇(りゅう)投手(名古屋市平和が丘小6年)が5イニングを3安打で完封した。
 「大丈夫。ストライクが入るよ」。富士シャークのエース石嶋はマウンドで呪文を唱えながら投げていた。5イニングを完封したものの、3安打を許した。「最近、ずっとダメで、ヒットされたり四球を出していた」。新チームの初戦であるスギモト杯新人戦を制した原動力だったが、失いかけた自信を必死に取り戻そうとしていた。
 3回は2死から、この試合唯一の四球と安打で失点しかけたが、バックの好守でしのぐことができた。「バックを信じればいい。心配することはないんだ」と思えた。
 この大会中、揺れ続けた石嶋に転機を与えてくれたのは母親の言葉だったという。「昨日の夜。お母さんが暗示をかけてくれたんです」と石嶋が打ち明けた。「お母さんは寝る前に『自分はできる』『自分は富士シャークのエースなんだと繰り返しなさい』と何回も言ってくれた。おかげで気持ちが楽になってすぐ寝られました」
 昨年はJBLAの5大会を完全制覇した名門チームのエース背番号を背負う重圧はある。「先輩たちはすご過ぎます。でも僕だけじゃなく、みんながいる。楽しく先輩よりすごいチームになりたい」と前を向いた。

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