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夏の風物詩、江戸前ハゼの午後釣り 東京・深川「冨士見」から出船

2020年8月11日 05時00分

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ピチピチ跳ねるハゼに「この釣りおもしろいで〜す」とベトナムからきた技能研修生のタイン・ビン・ディンさんはうれしそう

ピチピチ跳ねるハゼに「この釣りおもしろいで〜す」とベトナムからきた技能研修生のタイン・ビン・ディンさんはうれしそう

  • ピチピチ跳ねるハゼに「この釣りおもしろいで〜す」とベトナムからきた技能研修生のタイン・ビン・ディンさんはうれしそう
 いつだってハゼは元気だよ! 古くから夏の風物詩として知られる江戸前のハゼ釣りが今年も始まった。東京・深川の「冨士見」では暑いこの時季になると午後から出船し、かいわいをぶらりと釣り歩く夕涼みを兼ねたハゼ釣りが昔から人気。周りの景色はずいぶんと変わっちゃったけど「ハゼ釣りはいつだって面白いね」とは五代目・石嶋一男親方である。(中日釣ペン 竹川啓二)

◆お盆過ぎから数楽しめる!

 江戸のころから続く同宿は夏の時季からハゼ釣りの乗合船を出船する貴重な江戸前の船宿の一つ。五代目の石嶋一男親方は「ハゼと言えば冨士見の看板だよ。俺はハゼから元気をもらっているんだよ。これだけは(操船)譲れねえなぁ」と若い衆を引っ張って今も現役バリバリだ。
 さらに「夏ハゼといっても本格的に数が釣れ出すのは8月のお盆が過ぎたころ。試し釣りでもバリバリ釣れたから、これからが楽しみだよ」とうれしそうに話してくれた。これからきっとたくさんのハゼ坊がみんなに元気を配りに来てくれるだろう。
 釣り場は深川かいわいから月島方面の各水路、それにお台場方面にも出向く。船からのハゼ釣りはある程度の水深に対応できる手バネと呼ばれる糸巻き式の竿が最適。
 基本的に浅場を狙うので2・7〜3メートル程度の振り出し竿でも楽しめるが、場所によっては(深いところ)少々心もとない。
 適当な竿がなければレンタル竿(仕掛け一式付き)を借りるのがお手軽で安心だ。針も1パックサービスしてくれるので全くの手ぶらでも楽しめる。あとは釣ったハゼと飲み物などを入れるクーラーがあればOK。

◆レンタルあるから手ぶらで大丈夫

<釣り方> 仕掛けを投入したら道糸を調整してピンと張った状態を保つ。この時、仕掛けは必ず底に着いていることが大事。そして竿先を上下させてオモリを小さく動かし誘いを掛ける。
 アタリはブルブルとかプルプルという感じでハッキリ伝わるから初心者にも簡単にわかる。軽く竿を立ててアワセればオーケー。この時季は針に掛からないハゼ坊もたくさんいる。空振りになることも多いが、それもまた面白さである。
 ただし全く針に掛からない状態が続いたときは餌の確認と針先のチェックをしよう。
 餌は針に刺してタラシは1〜2センチ程度で十分。大きすぎると口に入らず、ただくわえて引っ張り回るだけ。もちろん餌が付いていないとハゼ坊から元気なアタリをもらえないので注意しよう。
 針先が甘くなっている場合も掛かりが悪くなる。爪に針先を真っすぐ当てて滑るようなら即交換だ。
 釣れたハゼは備え付けのバケツに仮置きして、少したまったら早めにクーラーに移そう。

◆帽子は必携

<熱中症対策は万全に> 帽子は必携! ぬれたタオルのほか、最近は氷嚢(ひょうのう)タイプが人気。飲料水も多めに持参して、こまめに水分補給したい。

◆カラッと唐揚げ

<料理> ハゼといえば天ぷらだが、夏のデキハゼ君は唐揚げが王道。
 塩を振ってもみ洗いしたら、さっと水洗いして、頭と内臓を取り除き、再度水洗いして汚れを落とせば下処理完了。

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