富山県内 新たに5人感染 クラスターと別 魚津 スナック公表

2020年8月11日 05時00分 (8月11日 10時09分更新)
 富山県は十日、新型コロナウイルス拡大を防ぐため、感染者一人が利用し、従業員三人が感染した魚津市のスナックを公表した。新規感染者は五人で計二百九十人となった。新規感染者の確認は十二日連続。黒部市で初の感染者が確認された。
 県が公表したのは魚津市中央通り一のスナック「よこ笛」。同市で感染が確認されているクラスター(感染者集団)が発生した飲食店とは異なる。
 「よこ笛」は七日に陽性が判明した同市の六十代自営業男性が一日に利用していた。従業員である同市の六十代女性、五十代女性、黒部市の四十代女性を検査した結果、いずれも十日に陽性が判明した。
 よこ笛は通常、午後七時〜午前零時に営業し、酒の提供やカラオケ機器もあった。換気の徹底や使用後のマイクを毎回消毒するなどの対策を講じていた。数十人の常連客の他に不特定多数の利用者がいたとみられ、県は「同店を起点とした感染の可能性があるため、店の了承は得て、公表に至った」と説明した。店は八日から閉店。六十代男性が利用した一〜七日に店を訪れた客に帰国者・接触者相談センターへ連絡するように呼び掛けた。
 また、県は九日に感染が分かった三人の行動経過を公表した。魚津市の九十代以上女性と七十代女性は県がクラスターと認定した魚津市の飲食店の常連客の同居家族だった。
 富山市の三十代女性は六日に陽性が判明した同市の二十代自営業男性と家族だが、別居している。四日に男性が女性宅に訪問。会話などはなかったというが、ともに七月三十日に症状が出ており、県は「接触する前に発症していることから別々に感染した可能性もある」とみて調査を進めている。

関連キーワード

PR情報

北陸発の最新ニュース

記事一覧